- マツコ・デラックスさん
1972年10月26日生まれ
コラムニスト、エッセイスト、女装タレント。
とてもインパクトがあるお名前ですが、他にマツコ・ロワイアル、マツコ・インターナショナルなどの候補があったそうです。
ロワイアルはフランス語で「王の」「王室の」という意味があり、デラックスには「豪華」という意味がありますね。
ずばり、デラックスを選択して正解です。
マツコ、だけだったら現在ほどの活躍はできなかったかもしれません。
言葉は言霊ですから「デラックス」という響きに人は自然と惹かれるんですね。
彼女の発言は過激で攻撃的な印象がありますが、それでも憎まれないのは、この名前が持つ響きと彼女の素直な人間性にあるといっていいでしょう。
何より彼女には思いやりがあると感じたのは「タレントよりはその裏で一生懸命働いているADの方が私にとっては高級品。」と断言したこと。
実は隅々まで心配り、目配りができる人ではないでしょうか。
歯に衣を着せぬ発言が多いマツコ・デラックスさんですが「よくぞ言ってくれた!」「私もそう思う!」と心の中で拍手する人も少なくないと思います。
人間の深層心理を理解し、それを言葉で表現する才能があります。
今後ですが、辛口でも多くの人に気づきをもたらすエッセイ、意外なところでは癒しを与えるポジティブな文章も次々に発表していかれるでしょう。
コメンテイターとして活躍なさっていますが、カウンセラーとしての能力もお持ちです。
その人に一番何が必要かを簡潔に、的を射た表現で伝えることができるでしょう。
マツコ・デラックスさんの前世はカストラート。
カストラートとは変声期前の少年を去勢手術によって声変わりを防ぎ、少年の声域保った歌手のことをいいます。
とても美しい声を持ち、顔立ちも少女のようであったので手術を受けさせられたようです。
まさに天使のような歌声に多くの人たちは魅了されましたが、彼を巡って諍いが起こることも。
そのたび彼は心を痛めていましたが、辛さを紛らわせるように自由気ままな振る舞いを“演じて”いました。
どうして人間同士で怒りをぶつけ合うのだろう?
愛という素晴らしいものを、みんな持っているはずなのに。
その魂はもちろん、現世でも生かされています。
将来的には著名な文学賞を受賞する暗示が出ています。
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