父の亡き後、実家の片付けをしていたら、
私が幼稚園の頃に描いた絵を発掘しました
半世紀近く経ってるのに、クレヨンって、
色褪せることなく綺麗に残ってる物なんだって、
ちょっとビックリ
頑固だけれど、優しい父でした。
昨日は、母の日に逝った父の、四十九日の法要、そして、納骨をしました。
朝、目覚めて、今日で家にいるのが最後だから、父に歌を聴かせてあげたいなぁ
なんて考えていたのです。
そしてその後、ある方のブログに紹介されていた
動画を見ていたら、途中でうつらうつらとしてしまったのですが、突然歌が流れてきて目が覚めました
前々回、
”逝く人、残される人思いが同じだと謳っている歌ね♪”
というブログをリツイートしたのですが、
それで紹介されていた、三浦大知くんの「燦燦」という曲だったんです
もう車椅子を押してあげる事もできないけれど、一人で歩いて行けるのかな
100歳まで生きると言っていた父が、まだ行きたくないって、ごねてないかな
そんな心配をしてたんですが…
父が、「大丈夫、ほら、見ていて!」って、伝えに来てくれたのではないかと
そして、家を出る前に夫の仏前でも、父の事もお願いしていたのですが、本堂へ向かう途中の廊下で蜘蛛に遭遇してまたびっくり⁉️
夫はいつも蜘蛛に姿を変えて現れてくれる気がするのです。
住職さんのお話は、幽霊って、どうして足がない姿で描かれるのかってお話でした
どこに行ったらいいのか、わからなくて迷っているから足が無いのだとか。
きちんと今いる場所を確認して、今晩亡くなっても後悔のないように生きましょう。
っていうような内容のお話でした。
最近は毎晩父の写真と向き合い、ソファでそのまま眠ってしまったり、フワフワしてる感じだったんですが、私の方が幽霊みたいにならないよう、ちゃんと地に足つけて歩いていかなければね
そして、夜は叔父や叔母や従兄弟達と、父が行きつけだったお店へ。
この店を訪れたのは、祖父だったか祖母が亡くなった晩に、父の行方がわからなくて探しに来た一度きりです。
もう、ボロボロなんですが、父がいつも歌っていた曲名が書いてあるリストをいただきました。
そして最後は叔父が父の代わりに「時計」を歌ってくれて…
マスターもスタッフさんも素敵な方で、父がこの店で、楽しく過ごしていた様子を垣間見る事ができて、嬉しくて、涙、涙、涙です
スタッフさんがお見送りに出てくれて名残惜しかったんですが…
父が迷わぬよう、私も振り返らずに、まっすぐ帰ってきました