高校入学式からいきなり再び不登校になった娘。
早々に学校に呼び出され、学年主任の先生と担任の先生との面談で、他の学校への転入やら編入のお話を聞かされました。
でも、我が家は母子家庭。
他校へ行くための、入学金や学費、制服代、教科書代をそう簡単に揃え直す余裕もなく…。
考えても、ここで諦める訳にはいかない事情もあったのです。
しかし、今回は前回よりハードルが高いです。
入学式からいきなり行けていなかったので、校内のルールも教室の場所も娘も私もわからないのですから
その上、娘は場面緘黙症があり、慣れてない大人とは話をするのが難しくて、わからない事があっても、先生に聞くと言う事ができないのです。
しかも今回は、同じクラスにわからないことを聞ける知り合いもいない…。
最初は、私が娘のサポートをするしかないと、先生から教室の座席の場所や、ロッカーの場所を聞き出し、学校に送って行っていたのですが、コロナの案件もあり、私が校内に出入りしている事もまずかった様で注意されたり…
「高校は義務教育ではないですから」
と言う言葉で、ああ、中学の時とは違うのだなぁと心折れそうに
慣れるまで、1時間だけ、2時間だけ登校して徐々に慣らしていこうというのも、場面緘黙症の事も先生方に理解してもらうのは難しく、中学の時と同じようにはいきませんでした。
色々問題はあったものの、中3の時にはほぼ普通に通えるようになっていたし、サポート校や通信制高校ではなく、普通の高校にも行けるという私の判断が間違っていたのだろうか…と。
もう本当に神様に頼るしかないと思って、氏神様の所へは毎日の様にお願いに行っていました。
そして、ある日…
前々回のブログで書いた稲荷神社でお願い事をしていると、お社の中で…
「カタン」
と何かが動く音がしたのです。
えっ?なに今の?
と思ったらもう一度
「カタン」
と何かが動く音がしたんです。
周りに人もいないし…
ポルターガイスト
今まで一度もこのような事はなかったので、あれはいったい何だったのだろうと考えながらのいつもの帰り道…
ふと、ある商品の広告が目に止まったのです。
そこにあったんですよ…
娘の高校名を連想させる文字が
しかもその高校に通えるようにしてくれるというような、メッセージ性のあるコピーだったのです
いつも通っているのに、その日に初めて気がつくという…
そうだよね、あれだけ氏神様にも最善の進路に進める様にとお願いしていたんだから、きっとこの道で悪いはずはない!
あの音も、これに気が付かせるためだったのではないか…
そう思ったのです。
ユーミンの「やさしさに包まれたなら」を歌いたくなります
目にうつる全てのことはメッセージ
なんですよね
そして…
一時は絶望的的とも思えた状況から好転しました
現在は、学校へ通えるようになってます。
お友達もできて楽しくなってきたようです。
行きたくないとか、帰りたいとか言って来ることもあるので、全て解決とはなってはいませんが、高校生活第一ステージはクリアといったところです
もうひとつ、娘の事をお願いして、力を貸して下さったと思っている神社があるのですが、そこはまた次回に…