死に方から生き方へ | まいるーむのブログ

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死別シングルマザー。
2009年夫を肺がんで亡くし、当時3歳だった娘も専門学校生になりました。
発達障害とも、インディゴ・チルドレンとも言われる娘の事や、不思議体験、死別グリーフケアの事など書いています。

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます\(^o^)/

大晦日はれんちゃんと二人、ゆく年くる年で厳かに年越しをしようとしていた所、ばーばが現れ、いつの間にかTVチャンネルは、ジャニーズに変えられていましたあせる

ばーば若いのか?
それとも、れんちゃんとママが老けてるのかあせる

れんちゃんに「人は死んだらどこに行くんだろう?」って聞かれたけど、ママの影響とはいえ、8歳でそんなこと考える事自体が、ちょっと変わった母娘なのかもなぁ。

ばーばですら、そんな事考えた事ないんじゃないかと思う。



カウントダウンの後は近所の神社に初詣へ。
れんちゃん連れての深夜の初詣は、多分今回が初めて。

思っていたよりも人出が多く、待っている間も寒かったので、抱き合いながら一本のマフラーを二人で巻いてラブラブ母娘してましたラブラブ

深夜にこんなの食べたら太るなぁ…叫びと思いながらも、福餅とお汁粉もいただいてしまいました。
れんちゃんとこうやって仲良く迎えられたお正月をさらに楽しいものにしたくてアップ

他人から見たら私達親子って、不幸な境遇なのかもしれない。
でも今の私はそんな風には思っていない。
むしろ年老いてからじゃなく、以前は当たり前だと思っていた、平凡な生活の中での幸せに気付ける様になれて、幸せだと思っている。

年末に映画、「かぐや姫の物語」を観てきました。特別感動したという訳ではないのだけれど、印象に残る、考えさせられるお話でした。

かぐや姫はこの世での本当の幸せが何だったか、気がつけた時にはもう月に戻らなければなりませんでした。それでは悲しすぎませんか?

もちろん、全てが幸せと感じる事ができてる訳ではなくて、不平不満を感じる事もあるから、幸せがわかるのだけれど。

「不幸にしか思えない出来事も、いつか、逆のパワーに変えてやるぞ!」そんな風に受け止められる様になってきたように思います。



年始なので避けようかと思っていたのですが、やはり書いてしまいます。

10日程前、以前住んでいた街にある、れんちゃんが幼い頃から良く遊んでいた
公園に行きました。

「あれって、何だと思う?」
ってれんちゃんが聞くので見ると、大きな木の根本に、花束が積み上げられていました。

一瞬、返答に困ったけれど「だれか…亡くなったのかもね…」と言うと、
「首吊りだと思うよ!」ってれんちゃんにあっさり言われてしまった~_~;

言葉にして欲しくなかったなぁ…。
そこから気持ちが離れなくなってしまったダウン
どうして死んじゃったのかなぁ…遺された家族や友人は、どんな気持ちでいるんだろう…後悔していないだろうか…とか。
一昨年、私も叔母を自死で亡くしているから。


私の知り合いのがん患者さんで、2度の自殺未遂をしたという方がいる。

がんになって高額の医療費がかかり、自分の治療費にお金をかけるよりも、自分が死ねば、少しでも子供達に残してやれるものがあるのではないかと思ったそうです。

でもその方は、今も病気を抱えながらも、患者支援活動を頑張っていらっしゃいます。


昨年は、死について色々考えさせられました。
どんなに生きたくても生きられない命がある。
卒業されて行った方々の事や、初めて参加したがん患者サロンでお会いした方の言葉、「旦那さんの分も生きて!」って言葉が蘇る。

どんな事情があろうと、どんなに乗り越えるのが困難に思える事でも、決して投げ出さず、乗り越えた先にある幸せを信じて生きていって欲しいと、切に願う年末年始です。

あぁー、また重い話になってしまいましたガーン

昨年は、死に方についてばかり考えていましたが、今年は生き方にシフトしていきたいなぁ…キラキラ