同じ子どもは一人もいない | 算数が好きになる!鶴田式算数塾

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鶴田式算数塾
2歳児から、小学生、
中学生まで個別指導で、
性格に合わせてサポート

解けるではなく分かるを

たし算、ひき算だけでなく
計算から分数、面積など全て
積木を使い、徹底的な量感育成

楽しく、ゆる~い学習が、算数を得意にする。

幼児教育に限らず、教育する場合に大切なことは、相手の性格をどこまでくみ取るかだと思います。

例えば、いやいやでも始めればどんどん調子の出てくる子どももいます。そうかとおもうと、いやいやがどんどんレベルアップする子もいます。

また、丁寧に教えなければ出来ない子どもや、とりあえず好きにさせておいて、出来ないところや間違えたところを教えてあげた方が素直に聞く子どもなどなど、

逆にこの性格を理解せずに教え始めてもなかなかうまくいかないものです。しかし、初めて会った子どもの性格をどこまで読み取れるかというとほとんど不可能です。子ども自身も緊張していて、本来と違った態度や行動をとり、いい子を演じようとします。それで、そういう子どもなんだと思っていると大間違いで、実は、というケースも少なくありません。

ある方の紹介で、「行動心理学」というものに触れる機会がありました。生年月日からまず大まかに3種類に分類し、その特性から接客の仕方などを決めることで、その人と円滑にコミュニケーションができるというものです。3種類は、入門編中の入門編の話です。実際は、ものすごく細かくなるようです。

事の真偽はともかく、そういう法則にのっとって、相手の性格が大体でも分かれば、随分楽になります。また、こちらが中々気づいてあげられない場合もフォローできるので、子どもも、負担が随分軽減されると覆います。

プリントさえやらせておけば大丈夫的な大手学習方法や複数人数でお祭りののりや気合いで勉強させれば大丈夫という塾では、対応しきれない子どもがどんどん増えて来ています。実際には、今までもそういった子どもは少なくありませんでした。ただ、そういった子どもは影に隠れて無視されて、出来ない子供というレッテルを張られて終わりだったのです。

これからは、そういった子どもには、そういった子どもの為の学習環境を用意してあげる必要があると思います。

「行動心理学」といったものの助けも借りながでも、その子どもの性格や特徴をくみ取り、その子の為だけのカリキュラムを組み、指導方法すらその子の為だけのものを用意していくということが、結局、素直なそして優秀な人を作ることになるのではないでしょうか?

そして、それは、子ども時代だけではなく、大人になってからも続く大切なことではないでしょうか?

ですから、その子の為に使ったテクニック(行動心理学的なもの)は、最終的にはその子にも伝授していき、その子ども自身が大人になったときに、子どもに限らず、大人たちにたいしても、そういった対応ができるようになることが、その子が円滑な人間関係を構築し、人生を成功させることになると思います。

私たちは、それを科学としてではなく、経験として学び取ってきました。ですから、今でも、直観に頼ることが多く、勘違いをしたり、思い違いから対応を間違えることは少なくありません。これでは、あたるも八卦外れるも八卦であり、しかも、後続する先生方に伝授する方法もありません。ですから、
「行動心理学」がいいのかどうかはわかりませんが、そういったものを確立し普及させることが、結局、全体の学力アップの近道になると思います。


 
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