運転中の人に携帯メッセージを送るのは違法!? | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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車社会のアメリカでは、運転中に携帯電話のメッセージを送ったり読んだりしていて事故を起こすケースが非常に増えています。

最近、ラジオで「携帯メッセージが原因で事故が起きた場合、相手が運転中と知りながらメッセージを送った人も罪に問われるかもしれない」というニュースを聞きました。

英語では"sending text message"あるいは "texting"というのですが、これが原因で事故を起こした場合、運転手だけでなく、相手が運転中と知りながらメッセージを送った人にも責任を追求される可能性があるとか。

ニュージャージー州で、実際に携帯メッセージを見ていた運転手に追突され重症を負ったカップルが、メッセージの送信者の責任も問題にする訴えを起こしたことがきっかけとなったこの話題。

ラジオでこのニュースを伝えていたキャスターも「『メッセージの送り主は相手が運転中だったことを知っていた』と立証するのは非常に難しいのでは」とコメントしていましたが、実際にはこれは正式な法律にはなっておらず、「罪に問われる可能性がある」という法廷の見解にとどまっています。

確かに実際にこれで罪に問われるケースは非常に稀かもしれません。

ただ、例えば夫婦や交際中の相手、ルームメイトであれば、場合によっては相手の日常生活のルーチンをある程度把握しているかもしれません。

そして、相手が運転中であることが予想されたり、あるいは実際に運転中であることを知っていたりする場合には、携帯メッセージを送る前に「ちょっと待てよ。今運転中かもしれないから、もう少しあとでいいや」と、少し考えさせるきっかけとなれば・・・という目的が強いようです。

運転中に、パートナーに"I love you"とメッセージを打っていたことで事故を起こし、子ども3人が死亡した・・・なんていう悲劇的なシナリオの公共広告もある昨今、携帯メッセージが原因の事故が少しでも減ればそれに越したことはないと思います。