アメリカの大統領選挙が終わった途端に聞かれ始めた言葉は"fiscal Cliff"(財政の崖)でした。
こちらのサイトによれば、財政の崖(フィスカルクリフ)とは、2013年以降、米国が直面する経済の下振れリスクを“米国経済が崖の上に立っている”と喩えたもの。
12月31日までに結論が出るのか?ということで、公共放送のラジオでは連日このニュースを報道していましたが、今日は1月2日。
そういえばどうなったんだっけ?と思って調べてみたら、ひとまず財政の崖は回避されたということでした。
この回避のための法案は両院をとおり、あとはオバマ大統領がサインするのみ。
実はオバマ大統領は今ハワイで家族とバケーション中だそうなのです。そのため、どうやってこの法案にサインをするのか?ということを話題としたこんな記事もありました。
確かクリスマス休暇を切り上げて早めに帰ってきていた・・と思ったら、またハワイに戻っていたのですね。
家族の時間を大切にするオバマ大統領らしい決断でしょう。
まだ問題は山積みであるものの、これで全米の99%の家庭にとっては所得税の増税はなくなった・・・ということで、ひとまず"win"であるという見方が多勢ではないでしょうか。