アメリカで・・・老後に関する「期待度」 | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

全米ベストセラーの翻訳書「異性の心を上手に透視する方法」の翻訳者&「国際結婚一年生」著者、パートナーシップ専門コーチ・塚越悦子のブログ

今住んでいるところには、シニア世代も多く住んでいます。

よく犬の散歩をしたり、ジョギングやウォーキングをする高齢の方々を見かけます。

日本人、あるいは日系人も多く、エレベーターなどで出会うときに挨拶を日本語ですべきか英語ですべきか迷ったりします。

先日は、シニアのためのコミュニティ・センターからの送迎バンを見かけました。

老後の過ごし方については、アメリカではやはり日本(あるいはアジアの国)よりも「個人主義」という印象を受けます。

もちろん、誰にでも少しくらいは「子どもに面倒を見てもらいたい」という気持ちはあるのでしょうが、なんというか社会全体の期待感としては、子どもが親の世話をすることが当然・・・と言う感じはしません。

やはり自己責任、自分のことは自分で・・・という考え方が根底にあり、まずは自分で努力しましょうよ、という雰囲気があります。

もちろんこれも「アメリカ人」といってもさまざまな文化が入り混じっているので、アジア系アメリカ人や、ラテン系(メキシコ人など)は、家族のつながりがより濃く、その分期待感も強いところはあるでしょう。

また2世以降(つまり、移民してきた世代の次の代)がアメリカの個人主義どっぷりで育った結果、「子どもに世話してもらいたい」と考える親の価値観とぶつかりあったりするのも良く見られる光景ですね。

これから国際結婚して異国に永住しようと思われる方は、その国でパートナーがいなくなってもずっと住めるかどうか(住みたいかどうか)、また引退したシニアの日本人の方はどうされているのか、観察して考えてみるのもいいかもしれません。