親と同居の結婚生活 | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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全米ベストセラーの翻訳書「異性の心を上手に透視する方法」の翻訳者&「国際結婚一年生」著者、パートナーシップ専門コーチ・塚越悦子のブログ

結婚後も自分の親と同居することに抵抗がない人が増えている・・・という記事を読みました。

親と同居の結婚生活どう思う?
住宅業界で「2.5世帯住宅」が登場したのをご存じだろうか。独身の兄弟姉妹も同居するタイプの二世帯住宅..........≪続きを読む≫


実は国際結婚のご家庭でも、期間の長短はありますが、どちらかの親と同居という状況にある人は意外と多くいるような気がします。

経済的な理由、スペースがあるから、便利だから・・・と、いろいろな事情がありますが、中にはその状況にとても悩んでいる人も。

この調査は「自分の親」ということなのですが、これが「相手の親」だったらまたかなり違った数字になるのではないかと感じます。

もちろんカップルによって事情はさまざまですし、自分の親(あるいは相手の親)とうまくやっていけるかどうかも、一人ひとりの人間の大きさに関わってきます。

ただ、私はもし選択肢があるのであれば、結婚して最初の数年間は少なくともカップルだけで(親なしで)住む期間があったほうがいいのではないか・・・という気がします。

やはり他人同士が家族となる過程にはそれなりの葛藤がつきものですし、その大事な時期に、外野の影響をある程度おさえつつ、お互いをよく知り合い、ふたりのカップルとしての基盤となる価値観を理解しあっていくということができるのなら、それに越したことはないと思うからです。

その意味では、子どもをもつタイミングにしても同じことが言えるかもしれませんね。

もちろん、物理的なタイムリミットを意識する必要はあるのですが、結婚していてもいなくても、お互いの不完全さをできる限り理解しあい、受け入れあった上でなら、夫婦として直面するいろいろなチャレンジにより柔軟に対応できる気がするからです。

結婚相手となるパートナーといつ出会うか、またいつ妊娠するか、ということは自分にはコントロールできないこと・・・という側面はありますが、いざ夫婦となったのなら、その後の結婚生活ができる限りスムーズになるような選択肢を二人で一緒に考えることが大切ですね。