ポテチに税金! | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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ジャンクフードに税金? 笑っちゃいけない世界の肥満対策
photo:Anderson Mancini
サニーヘルスの調査レポートによると、ハンガリー議会は今..........
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以前にもニュースで目にしたことのあった、ハンガリーでの「ポテトチップ税」。ついに9月から施行されたようです。

正式な税の名前の英訳はpublic health product taxですが、ハンガリーでは"chips tax"、ハンガリー語で"chipsadó"というそうです。

アメリカでは企業からの猛反対で実現していないというこの税制度。

いい考えのように思いますが、こちらの英文ブログでは
「無知で不健康な人々は、値段が多少あがってもこれらの製品を買い続ける」
「政府の本当の目的は国民の健康ではなく、短期的に税収入を得ることに過ぎない」
「税金がかかることになった製品よりもっと粗悪なものがさらに売れて、ますます不健康になるだけだ」など、かなり手厳しい評価を受けています。

また「果物や野菜など健康によいものをもっと安くしなければ意味がない」とも。これはもっともかもしれません。

もしアメリカでこの制度が導入されたら、私だったら(今もほとんど買っていませんが)そういう製品はまったく買わなくなるな~と思います。学校の自販機でも炭酸飲料などが売られなくなれば、それはそれで改善ではないかとも感じますね。

そういえば、今朝たまたまラジオで、ドリトスというお菓子を発明した人が亡くなったというニュースを聞きました。さまざまな種類の味が売られていますが、このようなパッケージのお菓子です↓

$成功する国際結婚の秘訣!「国際結婚一年生」著者:塚越悦子公式ブログ

ラジオのニュースでは「彼がドリトスを発明したことから、ジャンクフードの歴史も始まった」とまで言っていました。不健康の代名詞のようなジャンクフードの創始者は、97歳の大往生。彼のお墓の上にはドリトスのチップスがまかれる予定だそうです。英文記事:Doritos inventor dies at age 97, so let the chips fall

よくマクドナルドのお子様セット「ハッピー・ミール」が「子どもを不健康にする」と叩かれていましたが、このドリトス創始者の長寿ぶりを見ても、そういった製品が世に出回っていること自体が直接、不健康な生活とつながっているのではなく、ライフスタイルの選択の問題ではないかと感じますね。

もちろん、より健康的な食生活をしようと思えば、行き着く先はオーガニックやグルテン・フリーになるわけで、それはそれでより高いコストがかかります。でも、そこまでしないとしても、どういった食品をどれだけ食べるかということは、各家庭である程度コントロールできますし、どの程度運動をするのかも各人の選択。

やはり個人の意識を高め、選択肢があることに気づかせることを可能にするのは「教育」ということになるのでしょうね。

ハンガリーのこのポテトチップ税にしても、儲かった税収入をさらに健康的な生活への教育に振り向けるべきでは・・・という気がしました。