男が謝るしかない | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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全米ベストセラーの翻訳書「異性の心を上手に透視する方法」の翻訳者&「国際結婚一年生」著者、パートナーシップ専門コーチ・塚越悦子のブログ

先日夫婦喧嘩の解決法について書いたところ、「男が謝るしかない」というコメントをツイッターでいただきました。

私は最初それを見たときに、「でも自分が悪くないと思っているのに謝るってどうなんだろう」と思いました。
「波風をたてたくないから謝る」ということは、拡大解釈をすると、争いを好まない、争うくらいなら自分の主張をしなくてもよいという、英語で言うと”Pleaser"つまり人を喜ばせることを自分の好みやしたいことよりも優先させる人になってしまうのでは?と思ったのです。

夫に話してみたところ、
「それはチームとしての勝ちを優先させてるってことだよね。It is big of him」と言っていました。
なるほど!
自分で「チームとして勝つにはどうするか」と書いておきながら、そういう解釈には至りませんでした。

おそらく、その方にとってはたいていの夫婦喧嘩は小さなことが原因であって、それほどたいそうなことではない。自分が折れることで丸く収まるなら・・という、許容範囲の中でのことなのでしょう。ビジネスでは大変ご活躍されている方ですし、単なるPleaserではそこまでいくことは無理だと思います。

ちなみに、この"big of him(her)"というのは、「人間としての器が大きい」という意味ですね。
細かいことにこだわるのではなく、大局を見て判断ができる人、そうするために自分のエゴやプライドを言い訳にしない人・・というニュアンスです。

かっこいいですね!
皆さん、自分が悪くないと思っても「チームのために」謝れますか?