Intimacyを考える② | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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先日に引き続き"Intimacy"について。

Intimacy をオンライン辞書で見てみると、closeness, familiarity, understandingなどの言葉が出てきます。

Intimacyは恋人や夫婦の間だけでなく、友人同士、あるいは先日の例のように、心地よい空間と自分との間にも築かれる雰囲気だと思います。例えば、お気に入りの喫茶店など、自分の部屋のように居心地がいい場所のことを「あのお店はIntimateな雰囲気がある」などと言ったりします。自分が自分でいられる、自分を理解してくれる場所(あるいは人間関係)ということでしょうか。

また、全くの他人との間にもIntimacyが築かれることもあります。
例えば先日プロのカメラマンに写真を撮ってもらった際、最後に一人ずつ目のアップを撮ってもらいました。
彼はクライアントが希望すればその写真を白黒写真にしてプレゼントするということでしたが、撮影中のカメラマンとの距離もさることながら、目のアップを撮られるという状況は、かなりIntimateな行為だと感じました。そういえば、写真や絵画などでも、作品を見ている人が、創作者と対象の間のIntimacyを感じるということがあるのではないでしょうか。

先日ツイッターで「Intimacyは努力して作るもの?」と問いかけたところ、そうではなくSpontaneousに、つまり自然に発生するものだというご意見がありました。他人同士のIntimacyはまさにそうだと思います。でも、恋愛しているパートナーや結婚相手とのIntimacyはある程度演出する努力も必要ではないでしょうか。先日から書いている「夫婦でデート」もその努力の一環です。