こんにちは
糖尿病を予防するためには血糖値を上げすぎなければ良い。
血糖値に関わる“糖質”だけ注意していれば安心!と思っている方はいらっしゃいますか?
日々のお食事の中で、MYPACEアプリをご利用の皆様には、担当の管理栄養士より「たんぱく質」や「野菜」を摂ることをすすめていますが、これらは何故しっかり摂る必要があるのでしょうか…?
そこで今回は、たんぱく質と血糖値の関係についてお伝えしますね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たんぱく質は体の筋肉を作るのに必要な栄養素の1つでもあります。
たんぱく質の摂取量が不足すると筋肉が新たに作られなくなり、筋肉が少なくなっていってしまいます💦
そうすると筋肉の役割に影響してしまうのです
筋肉の役割①血中のブドウ糖(=血糖)の消費
筋肉には体を動かすことで血液中のブドウ糖を消費し、血糖値を下げる役割があります。
しかし、たんぱく質の摂取不足により筋肉が減ると糖が消費できず、血糖値が下がりにくくなってしまいます。。
筋肉の役割②ブドウ糖の貯蔵庫
筋肉には余分な糖を貯蔵する働きもあります。
たんぱく質の摂取不足により筋肉が減ると、貯蔵庫の容量不足により糖を十分に貯蔵することができず、血糖値が上がってしまいます。
筋肉が血糖値を安定させてくれる役割を十分に発揮するためにも、筋肉を保持すること(=たんぱく質を十分に摂取すること)が重要となります。
また、歳を重ねるにつれ、たんぱく質の摂取量は減少傾向にあるため、なるべく食品の中から毎食適量を摂ることも意識できると良いですね