「また来たい」と話す友人に、私は「そうね」と相槌しました。
しかし、そんな約束はすっかり忘れていました。
友人から今度はいつ行くのかと尋ねられて、本気ではない私に気付きました、とXさん。
「部長はいるか?」と訪ねて来た客に、私は「出張です」と答えました。
不在であることを知っていたからです。
部長に来客の旨を伝えると、意外な答えが返ってきました。
「出張だなんて言った覚えはない」と注意を受けました。
不在の理由なんてどうでもよいだろうと思った、とZさん。
私の話を本気で聞いてくれる人がいます。
本気で受け取ってくれる人がいます。
そうとは知らず、私は適当にあしらっていました。
真実の行方を大切にしたいと思います・・・。