私は他人の機嫌を損なってはいけないと思い気をつかいます。
嫌われるのが怖いのです。
たとえば、気乗りしない話題でも相手の話に興味を示しているふりをします。
ある時、講演会に誘われました。
興味のないテーマなので、行くのが面倒です。
しかし、断るのは悪いと思う私は参加することにしました。
返事をしたあとで、どうやって断ろうかと考えています。
断るくらいなら、最初から無理しなければよいのです。
いつも後悔しています。
断る理由を懸命に考えています。
相手に納得してもらえる理由です。
こんな私の生き方は間違っているようです。
なぜならサマンサは、断らないといいます。
つづく