姉妹は仲良くブロック遊びをしていました。
幼い妹は、作品が完成しませんでした。
ブロックの数が足りなかったようで「もうちょっとだった」と呟きました。
幼い子どもなら、ブロックが足りないと泣いて訴えるかもしれません。
隣で遊ぶ姉に「ブロックを分けて欲しい」とは言わず、姉が気付いてくれるまで待ちます。おねだりはしません。
相手の気持ちを大切にする彼女は、他者を思いやる力をすでに身に着けています。
人の魂は肉体の年齢とは異なります。
高い意識をもつ魂は、たとえ知らないことがたくさんあったとしても、人を思いやる心を大切にしているのですから・・・。