自宅の排水管を高圧洗浄できれいにしたいと思いました。作業を依頼すると、洗面所の配管が詰まっているのが分かりました。
私はついでに配管も直して欲しいと思い、同じ業者に任せてみることにしました。
見積を承諾すると、午後から二人の作業員が加わりました。
配管がずれている場所を探すのは容易でない。見つからなければ床を全部はがすことになる、時間がかかるであろうと説明されました。
作業をはじめて間もなくです。
洗浄を担当していた作業員が、床に小さな穴をあけると直ぐの配管がずれていました。
あまりにも簡単に不具合が見つかり、彼ら自身も驚いていました。こんなに順調にいくとは思っていなかったようです。
私はとてもラッキーだったと感じました。
しかし、それは偶然ではありませんでした。
数年前まで同居していた亡き義母は、残した家を大切にしたかったのです。
私が排水管を洗浄したくなったこと。
作業員がすぐに配管を見つけたこと。
全ては、亡き義母の仕業だったのですから・・・。