後片付けをしない息子に注意すると、「後でやる」と言ったきり取りかかろうとしません。
何度も言うことを聞かないので息子を叱ります。
親の威嚇的な態度は、ますます子どもの頑なな態度を引き出していました。
そもそも両親は、子どもが思い通りにならないと苛立っていたのです。
深い意味を知らない両親の言説に根拠はなく、子どもには親の真意がよめません。
子どもはいつ叱られるのか分からないという不安からのがれるために、怒られそうだと分かっている行動をあえてとっていました。
もしも子どものしつけが上手くいかないと感じたとき。
親は慣習的に可否を判断しているだけだと知りましょう。
子どもに伝わる言葉が必要です。
その言葉の真意を自らが大切にしていることです。
子どもを尊重し伝えることで、子どもはおのずとその真意を悟ろうとするのですから･･･。