出産をひかえ母親とその家族は、緊張するその日を迎えようとしていました。
二人目の出産ですが、安心はできません。
助産師のXさんは、母親の気持ちを楽にさせてあげようと陣痛の間ずっと寄り添いました。
気持ちが整い、いさぎよく出産にのぞむ親は、安産に繋がるからです。さらに彼女は、お腹の赤ちゃんにも魔法?の声をかえるのです!
生まれてくる赤ちゃんは、この世へやってくるときに、誕生する日を予定として決めています。
「生まれる日がきたよ」「生まれていいよ」と赤ちゃん自身が知るのです。
流産してしまう赤ちゃんに例えると、その予定日がとても短く設定してあり、この世に生をうける予定のない赤ちゃんです。
つづく