電話鑑定をしたいと思い、サマンサへ電話するがつながりません。
何度か試すも出てもらえない日が続きました。
しかし、ときには1時間くらいすると、サマンサからワンコールの着信があります。
「今なら大丈夫です」、とサマンサから折り返しの合図が入るのです。
最近、気が付きました。
電話がつながるのは、いつもTという町の周辺にいるときです。
あるいはサマンサからの着信を確認するのも、その近くにいるときなのです。
どうも偶然ではなさそう、と話すXさん。
Tの町は、子どもの習い事で行くようになった場所。土地にゆかりはないはずです。
彼女は日常から離れると解放感を感じます。Tの町にいるときには、日常の束縛から自由になれます。
なぜなら彼女の毎日は、義務感でいっぱいだったのです。
彼女は、電話のつながる日と同じ気持ちで毎日を過ごしたい、そう話してくれるのですから・・・。