奇怪な行動を繰り返す息子を心配する父のXさん。
息子は、遅刻ばかりして学校に行きたくないと言い出します。
ある時は、自宅の玄関前に佇み、なかなか家の中に入ろうとしません。
また時には、暗くなった部屋で何もせずに一人じっとしています。
父は、ご飯をあまり食べない息子が一番の気がかりでした。
彼の母親は8歳の時に癌で亡くなりました。
それからというもの、父親が一人で育ててきました。
父親は、スピリチュアル系の本や情報にのめり込み、不思議な世界を興味本位で覗いていました。
息子の彼は、亡くなった母親を捜すようになりました。
「死」を上手く理解できずにいたのです。
息子は、あの世をさ迷っていました。
亡き母親を捜し求めて・・・!