強い意思を持って生きていると思っていた娘は、自分で判断できませんでした。
彼女が意思決定していた基準は、母のXさんです。
母が信号を出すと、娘はそれをみて決めていました。
彼女が二人目の子供を授かりたいと思った時も同じです。
母の承諾が出るまでは動けません。
自分で判断するのは危険だと母に教わったからです。
頑固な娘だと思っていた母のXさん。
自分の考えを持たない娘だと気付きませんでした。
サマンサは、娘に伝えました。
彼女は自分でも判断できる、とはじめて知るのでした・・・。