その家は、憎しみと無念のエネルギーでいっぱいでした。
誰も中に入れたくないと、侵入者を拒み続けています。
浄化しても再び怨念が襲ってくるのです。
なんと呪っているのは家主です。
私はいじめられ、苦しくて我慢し続けました。
なぜこんな思いをしなくてはならないのか。
夫は何度も肺の病に伏せ、私は流産を繰り返しました。
その度に、仕打ちを受けた夫の実家を憎み続けたのです。
やむことのない怨念は、行き場を失い、とうとう家に棲みついてしまったのです。
サマンサは、呪われた恐怖の館を呪縛から解放しました。
それは、全てを許すことを意味していました・・・。