欲張ってはいけない、と教わった方も多いはず。
なかには欲を捨て、全てを寄進してしまう人もいられるようですが。
仏教の世界観で、苦しみ多き迷いの領域を、欲界(よくかい)、色界(しきかい)、無色界(むしきかい)と表し、三界といいます。
欲界が最も下にあり、本能的な欲望が強く、六道があるのもこの世界です。
欲界の上にあるのが、色界。その上にあるのが、無色界です。
さらに、それを超越したところに仏の世界が存在しています。
つまり三界に属するものは、心の源です。全ては心の現れなのです。
知識や知恵だけで片付けようとしても、なかなか上手くいかないことがあります。
もしかすると、その答えは、あなたの心の世界に隠れているのではないでしょうか。
続きは、また。