桓武天皇の時代、長岡京を捨て新たな都を築くことに。平安京遷都794年のこと。二度と怨霊にたたられないための工夫が、今の京都にも残っています。
怨霊を追い払うために鬼門封じが行われました。
京都御所の鬼門にあたる比叡山延暦寺、続いてその麓にある赤山禅院があり、さらに御所の塀には、鬼門をなくすため角がありません。
鬼門をなくせば、怨霊は入れないというわけです。
朝廷は神泉苑で怨霊を鎮める儀式をおこなって祟りにそなえました。
また、怨霊対策のプロ陰陽師が活躍し、天変地異の予兆を見つけていたのです。
祈祷を行うことで人々を災害や疫病から守ったといいます。
先日、愛車に乗っていたXさんは、霊感のある知人から、車の後部座席に髪の長い女の姿が視えたといわれたそうです。
お祓いをしてもらい四隅に塩をまきました。
本当に大丈夫でしょうか。
聞けば、その女性が誰なのか、どうして車に居たのか、その知人に確認していません。
確かにこの手の話は多い・・・。
鬼門封じと同様、冷静に現実を知ることです。
偶然に、髪の長い女が車に乗っていることはないのですから・・・(怖)!