兄は寡黙に父親の家業を手伝っていますが、次男はいつも父親や長男と衝突しています。
しかし、次男のほうが経営センスがあるようなんですと話すのは、母のXさん。
これから兄弟で上手く会社を支えていくことができるのでしょうか。
次男の魂は知っていました。
長男は後継ぎとして、社長である父親に口答えをしてはならないと考えていること。
さらに父親も長男には遠慮で、直接言いにくいことがあることを。
次男は父と長男の立場を知って、自ら悪役に徹しているのです。
全ては、一族で大切に築き上げてきた会社を守っていくために。