訪れた場所は地方のF市。ご紹介を頂き訪ねることになった街です。
建物全体が憎しみの念で覆われていました。
争いごとが絶えないといいます。
当然であろうと思うほど、強い念は先祖に遡ります。
トラブルで、隣家に火を放っているのですから。
恨みは、子孫の幸福を遮るかたちで呪っています。
さらに、金の亡者となった主は、後継ぎである息子に財産を渡すことを拒んでいます。
欲にとり憑かれた主は、自分をコントロールできなくなった姿です。
先祖の恨みを消し去り、主の邪念を祓いました。
彼らに平和が訪れる日は近いと祈ります。