クライアントが個人であれ、組織であれ、その個人や組織にとっては、誰との縁ができるかということは重要な一生の問題だからです。
タロット占いは、このような質問にもクライアントが意思決定するための指針をくれますが、その指針を活用して、開運していく人は、いったん意思決定したら腹を据えて取り組む覚悟が必要なのです。
今、一見、良く見える相手との関係が、将来も2人にとって必ずしも良いとは限りません。
何かの拍子で相手が嫌いになると、同じ行動が今までとは違ったものとして認知されるようになります。
良い間柄だといってあげていた相手の言動が、そのまま、すぐ悪い間柄だということの理由になってしまいます。
例えば、しょっちゅう電話をかけてくれた情熱的な彼は、2人の仲が悪くなると、四六時中、私を信用せず監視しているみたいで息苦しい、ということになり、不満の材料になります。
よく家まで送ってくれる優しい王子様だった彼は、いったん嫌になれば、家まで付きまとってくるストーカーになってしまいます。
一緒にいることが楽しく、どこにも一緒に出かけたベスト・カップルは、今はお互いがお互いを監視し、拘束しあっている間柄になってしまいます。
これは相手に対する見方が変わってしまったことからくるのです。
同じ言動が真逆の見方に変わり、受け止められるのです。
だから、相性が良いカップルとは、カップルの双方が、お互いの相手に対する見方が変わらず、末永く続くことこそ「良い相性」だといえるのです。
相性が良い関係とは、2人の関係が前向きで、発展的なことです。