曼荼羅(マンダラ) | 「明海和尚のソマチット大楽護摩」

「明海和尚のソマチット大楽護摩」

ソマチット大楽護摩は、古代ソマチットを敷き詰めた護摩壇
で毎朝4時から2時間かけ護摩を焚きカルマ浄化、種々護摩祈願を行なっている。

そくしんじょうぶつぎ

即身成佛義

こうぼうだいし くうかい   せんじゅつ

弘法大師空海 撰述

ろくだいむげ            ゆが

六大無礙にして常に瑜伽なり

ししゅまんだおのおのはな

四種曼荼各々離れづ

さんみつかじ                 そくしつ あら

三密加持すれば速疾に顕わる

じゅうじゅうたいもう        そくしん

重重帝網なるを即身と名づく

 

1句目の六大無礙にして常に瑜伽なりに関しては

事例を含め勉強してきました。

 

2句目の四種曼荼各々離れづに関し、どのように納得して頂くか悩みました。

 

言葉通りに取ると

「曼荼羅には4種類あり、それぞれ離れたものではなく本質はひとつです。」

ということです。

 

4種類の曼荼羅とは、

大曼荼羅

三昧耶曼荼羅

法曼荼羅

羯磨曼荼羅

 

 

大三法羯(だいさんほうかつ)

 

と通の人は言います。

 

具体的には、大曼荼羅とは下記の曼荼羅

金剛界曼荼羅

胎蔵界曼荼羅

 

三昧耶曼荼羅とは、

法曼荼羅とは、

羯磨曼荼羅とは、

となる。

 

ただ、これをあっそうなんだ。で見れば

あっけなく終わってしまう。

 

六大無礙にして常に瑜伽なりの視点で見ると

どうなるか?

 

解説にもあるように非常にエキゾチックな大日如来。

 

遍法界(異次元)に没入し、

微細金剛(量子・電子の世界)となり

ミクロでありマクロである世界に

自らの意識、身体の20兆の細胞を

遍法界(異次元)に解放する。

 

これが三昧耶曼荼羅の世界。

このパワーと同化して欲しい。

 

ただただ感銘する。

 

皆さんが大好きなお星様の世界。

 

このイメージ力、表現力、

あなたの

ひとつひとつのDNAにもあります。

 

え〜

閻魔様のイメージが???

阿修羅様のイメージが???

奥深いですね。

 

これをただ芸術の世界と捉えるのではなく、

自らの瞑想の世界に一致させる。

 

とにかく、

 

基礎中の基礎

宇宙の土台である

阿字観を

身に付けること。

 

身につけてから

初めて

曼荼羅の宇宙に入ることが許されるのです。

 

なぜなら基礎を身につけず

曼荼羅の世界に突入したら

酒血肉林の世界に迷い込むかもね!

これはこれでいいかもね!

 

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