お大師様のご配慮!(9/7/2015) | 「明海和尚のソマチット大楽護摩」

「明海和尚のソマチット大楽護摩」

ソマチット大楽護摩は、古代ソマチットを敷き詰めた護摩壇
で毎朝4時から2時間かけ護摩を焚きカルマ浄化、種々護摩祈願を行なっている。

9/7/2015(月)


6:09
健全な朝食。これぞ日本!

宿を出て、海岸を歩く。
民宿の主人いわく、
これが昔の遍路路。
「う~ん確か、入口この辺だったはず。」


「この奥が遍路路です。」
「それではお気をつけて行って下さい。」
「ありがとうございます」
すごっ!流木で塞がれている。
マジですか。
昨日の雨の影響で山道が小川状態、
蜘蛛の巣がすごい。
遍路杖で蜘蛛の巣を
払ってすすみます。


一般道に出ました。
マメが痛いときは、
一般道の方がいいですね。


8:30
路沿いに料理屋


ムロアジ


トビウオ、ブダイ?


ウマズラ、イシモチ????
新鮮なおさかながお店の中に
吸い込まれていきます。
帰りに必ず寄ろう!!


8:50
何度もあった大学生です。
Mr.長手(三重県出身、22才、大学4年)
と会います。
彼は昨日、足摺に泊まり
折り返し次の39番に向かっています。
多分、もう遭うこともないので、
記念撮影です。
カシャ!


10:28
足摺岬に到着。
彫像は、中浜万次郎です。
何故か、アブにさされた。


38番金剛福寺の山門

青空がひろがり
気分爽快。


五鈷同士の会話。


立派な境内、寺院です。


竜宮城の亀。


大学生と別れたあと、
Mr.増井と出会い、
いろいろ話をしながら
道中一緒しました。
善根宿(一泊三千円)の話を聞き、
早速、今晩の予約をしました。


11:17
灯台で~す。
昔は、「自殺をする前にひとこと相談!」
とかの立て看板があったのだが、
今回はどこにも見当たらず。
何か対策をされたんでしょうね。


灯台から東に歩くと、

バックに足摺岬灯台があります。

有名な写真スポットです。
こんな感じ。


素晴らしい景色を眺めながら
つぶれたパンを食べます。

12:54
暖かみ一杯の遍路小屋。


平成27年4月4日の高知新聞に
「放浪漫画家、黒咲さん
遍路小屋で創作活動」という
タイトルで掲載されています。
なるほどね~


綺麗なお花。
あなたのお名前は?


13:53
じゃ~ん
麦般若登場!


う~ん。新鮮。甘い。
穫れたては旨い!


14:41

窪津港、
写真の真ん中より上、
20人位の屈強な漁師が、
網を巻いています。


藩政時代、沖合にはセミクジラ、
ナガスクジラ、ザトウクジラ、
イワシクジラが毎日のように沿岸に来遊し
ハザシ(裸でクジラに馬乗りになる人)と
クジラが1対1で闘い生け捕りを行ったらしい。
見てみたいものだ。


16:53
マメが痛い。
宿、とおいな~


19:02
お風呂、染楽をして
宿で夕食で~す。
カレーとサラダ。

部屋はこんな感じです。

なんと、なんと!


奈半利で暴風雨を一晩体験した
井田さんの登場です。
この近くの宿に15:00頃着いたとのことです。
後ろは宿のオーナー夫婦。
手前左が増井さん、
右側が井田さん、
まだ20kgのリュックを背負い
歩いているとのこと。
頭が下がります。

また、台風が近づいているみたいです。

おやすみなさい。

足摺からの折り返しは、
なかなか出会わない
前後一日違いの
お遍路さんと会わせてくれる。
お大師様の
なかなかしゃれたご配慮です。