宿を出て、海岸を歩く。
民宿の主人いわく、
これが昔の遍路路。
「う~ん確か、入口この辺だったはず。」
「この奥が遍路路です。」
「それではお気をつけて行って下さい。」
「ありがとうございます」
すごっ!流木で塞がれている。
マジですか。
昨日の雨の影響で山道が小川状態、
蜘蛛の巣がすごい。
遍路杖で蜘蛛の巣を
払ってすすみます。
一般道に出ました。
マメが痛いときは、
一般道の方がいいですね。
ウマズラ、イシモチ????
新鮮なおさかながお店の中に
吸い込まれていきます。
帰りに必ず寄ろう!!
8:50
何度もあった大学生です。
Mr.長手(三重県出身、22才、大学4年)
と会います。
彼は昨日、足摺に泊まり
折り返し次の39番に向かっています。
多分、もう遭うこともないので、
記念撮影です。
カシャ!
10:28
足摺岬に到着。
彫像は、中浜万次郎です。
何故か、アブにさされた。
青空がひろがり
気分爽快。
大学生と別れたあと、
Mr.増井と出会い、
いろいろ話をしながら
道中一緒しました。
善根宿(一泊三千円)の話を聞き、
早速、今晩の予約をしました。
11:17
灯台で~す。
昔は、「自殺をする前にひとこと相談!」
とかの立て看板があったのだが、
今回はどこにも見当たらず。
何か対策をされたんでしょうね。
バックに足摺岬灯台があります。
有名な写真スポットです。
こんな感じ。
12:54
暖かみ一杯の遍路小屋。
平成27年4月4日の高知新聞に
「放浪漫画家、黒咲さん
遍路小屋で創作活動」という
タイトルで掲載されています。
なるほどね~
窪津港、
写真の真ん中より上、
20人位の屈強な漁師が、
網を巻いています。
藩政時代、沖合にはセミクジラ、
ナガスクジラ、ザトウクジラ、
イワシクジラが毎日のように沿岸に来遊し
ハザシ(裸でクジラに馬乗りになる人)と
クジラが1対1で闘い生け捕りを行ったらしい。
見てみたいものだ。
19:02
お風呂、染楽をして
宿で夕食で~す。
カレーとサラダ。
部屋はこんな感じです。
なんと、なんと!
奈半利で暴風雨を一晩体験した
井田さんの登場です。
この近くの宿に15:00頃着いたとのことです。
後ろは宿のオーナー夫婦。
手前左が増井さん、
右側が井田さん、
まだ20kgのリュックを背負い
歩いているとのこと。
頭が下がります。
また、台風が近づいているみたいです。
おやすみなさい。
足摺からの折り返しは、
なかなか出会わない
前後一日違いの
お遍路さんと会わせてくれる。
お大師様の
なかなかしゃれたご配慮です。