何年も森をさまよう小さな白猫を追いかけて、
やっっっと、保護できた木の葉
初めは他の猫を怖がって、怖がって・・・
それは木の葉の過酷だった野良生活を物語っていました。
何度か出産したような形跡があり、
こんなドタドタしている
どんくさい小さな猫が、
妊娠・出産をして生きてきたことは
どんなに過酷だったことでしょう。
よぉ~~~~やっと、施設に慣れてきたころ、
両耳の扁平上皮癌が発覚し・・・・・
えっ!??
耳を根元から切るの!!!!
そんな驚愕の出来事から、はや5年かぁ・・・・
長い、長い間、野良をやっていた木の葉は
それなりの年齢で、
長年のストレスや食生活の悪さもあってか?
今は、すっっかり認知症のような症状で・・・
同じところを延々とぐるぐる回っていたり。。。
ぐるぐる
とことことことこ
慢性的な目鼻の粘膜の炎症のため、
鼻と目が効かなくなり、
よく他の子にぶつかってしまい、
叩かれる復讐のためなのか
みんなのお水を・・・・
朝晩の目鼻の処置も以前ほど
大迫力で大暴れしなくなり・・・・
その衰えは・・・・少し寂しい。
いろいろ不自由が出ていますが、
それでも、過酷な人生や大病を乗り越えて
こんな風に・・・・・
安心して、眠っている姿を見せてくれるのは、
お世話をする私たちへの最大のご褒美に他なりません
このちゃん
痴呆が進んでも痛くないならいいよね
こんな寝顔に、嬉しくて泣けてきてしまう。
このような子を保護できる施設が維持できるのも
みなさんのご協力のお蔭さまです。
いつも施設を応援くださり、ありがとうございます
みなさんの気にかけているお外の子たちにも、
神仏のご加護がありますように
何より、あなたがその子の思う御心が
神仏に届きますように
合掌 妙玄