らいちゃん。
初めに体調不良をアップしてから、何も食べません。
復活に希望をかけ、点滴をしてきましたが、
点滴をやめて、３日目。
一気にちっちゃくなっちゃった。
一気に脱水が進んでいます。
復活する子は、点滴を数日続けると
復活するのですが。。。。。
らいは１週間以上続けてもダメでした。
もう点滴しても身体が処理の機能ができないので、
機能しない身体にたくさんの点滴を入れると
かえって苦しくなります。
そんな状態を「ベットで溺れるようなものだ」と
私の恩師は言います。
脱水は初めはめまい・嘔吐・頭痛・気持ちの悪さ、
などがありますが、進んでいくと、
意識が混濁して、眠りが長くなります。
こうなると、はたで私たちがハラハラ見ているのと
裏腹に、本人はそう辛くないと
私が身体や免疫、細胞を学んだ先生や医師たちは
口を揃えて言います。
「脱水は老衰だから」
「脱水は意識が混濁してくるから苦しくないよ。」
と。
なのですが、
人間の医療もそうですが、
身体が亡くなる準備をしているに関わらず
脱水したら、大量の点滴。
痰が絡んだら、吸引器。
呼吸が苦しくなったら、呼吸器。
腎臓が機能しなくなったら、透析。
現代の医療で私たちはたくさんのチューブをつけられ、
生かされてしまいます。
私たちは、自分がこのような状態で生かされるのを
良しとしないのですが、
うちの子には・・・・・
なかなか自然に逝かせる決断ができません。
もう少し
もう少し
もしかしたら復活できるのかも
だからもう少し・・・・・
施設でも、そんな思いで、
亡くなる準備をしている身体にあれこれと
プラス、プラス、プラスの治療をしてしまった子もいます。
そんな子は身体が死ぬ準備をしているのに、
私たちが無理やり、生きながらさせてしまい・・・・。
苦しませないことをあんなに望んだのに
結果は、とても長い時間必要のない苦しみを
与えてしまったこともあります。
らいは・・・・
まだ若いので、超高齢で死ぬ間際まで爆食
して
上手に死んで逝った、でん・ドロ・こなんみたいには
逝けないでしょう。
だから、今回は間違わないように。
点滴を処理できなくなった身体には
一切の処置をやめました。
治療にはプラス・プラスの方法ではなく
引きの治療もあるのです。
この時は、まだめまいや頭痛、
気持ちの悪さがあったようです。
手前にはせなかさん。１８歳～２０歳？
２０１１年の大震災のときに、「もう若くないから」と
原発地域からレスキューし、
いったい・・・いくつなの
この方は・・・・銀やきいろ、らいなどの
若い猫を突き飛ばして、
三途の川から勝手に戻ってきています。
突き飛ばされた、らいちゃん。
こんなケバケバに・・・。
辛そうな姿を見ていると、つい・・・
プラスの治療をしたくなります。
でもね。昨晩あたりから、けっこう意識が飛ぶときが
出て来て・・・。
今日は、苦しそうではありません。
ぼや～～～としていたり、
なんだかわからなくなったり、
おや！大復活
したWキャリアのせいちゃん。
すっかり通常運転になりました。
王子様
爪とぎでポーズを決めるも・・・
う～～～～ん。
やっぱ、らいちゃんの方が似合うなぁ～～～
今日も日向ぼっこ
したり、まだみんなと一緒に
眠っています。
意識が混濁し始め、なんだか穏やかです。
「ふ～～～～ん。まだ若いのに難儀だね。
若い猫はガッツがないんだよ
ガッツが」
「他の猫を突き飛ばして、三途の川から戻ってくんだよ。
あたしのことは猫又せなか。と呼んどくれ」
もうもうもう・・・・
旧施設の子や福島の子は、気概がすごいよ。
まぁ・・・そういう子は
天使
じゃないからさぁ～～～～～～～