１６日は合同ご供養
へのご参加ありがとうございます
ご供養の時に撮った不思議で綺麗な
ガラケー写真と共に、
アップしますので、少しお待ちくださいね
さて・・・・
相変わらずの縁蔵。怒ってらっしゃる。
まだ全然、施設の環境に馴染めません。
ひんぱんにハンガーストライキ・・・
というか・・・・
施設では、愛さん（施設代表＝みんなのお父さん）が
伝統的に、ドライフードを混ぜて使っているのですが、
縁蔵。
好みじゃないドライだけ、より好んで残したり、
まるで食べなかったり・・・・
↓縁蔵が嫌いな楕円フード。上手にこれだけ残す。
通常、野良で縁蔵のように顔がでかい昭和
のような猫は、
少しの間、シェルターの箱に籠城していても、
夜になったり、数日たつと出て来て、
運動場や室内をウロウロしたり、するのですが、
縁蔵、ここ数日窓から外も見ないで、
部屋の隅に籠城。
うう～～～～～～～ん。
そこまで、ビビりには見えないんだけど・・・。
ただ、動けるようになったとはいえ、
下半身が上手に動かせず、知らない場所に来て、
他の猫もチラチラ見えて、
怖かったり、落ち着かなかったりするのでしょう。
いまだに、近寄るとシャー！シャー！怒り
、
バッ！バッ！
と飛び掛かるそぶりで威嚇します。
自分で「うまく逃げられない」のを理解し、
また広いとはいえ、シェルター内では逃げきれない。
ということをわかっているようです。
とはいえ、もうそろそろシェルターのドアをopenにして、
自由にさせてあげたい。
少し慣れてから、無理のない感じで病院で
足の稼働域や健康診断してもらうつもりでしたが、
全然、慣れないね。
病院に行って、問題なければ、シェルターのドアを開けて、
自由にさせる作戦です。
もし、シェルターに戻って来なくても、
（通常は外に出ても、すぐにずっと居場所にしていた
シェルターに戻って来て、しばらくはシェルターを拠点に
出入りをするのですが）
エアコン嫌いの他の子と同じように、室内に来なくても、
その辺の木陰や、草地
で寝ててもいいわけで・・・・・
ま・・・・エアコンより、外が好きな子は
縁蔵と同じく、みんな野良出身だしね。
で・・・・・・・
全然慣れないから
強制執行
バスタオルを持って、じりじりする妙玄。
（（（（ 
）））））
ビビって、シャー！シャー！
いいながら
逃げ回る縁蔵 
階段を昇ったり、降りたり、運動場を転がりながら走り回り、
側溝の中に入り込む・・・。
縁蔵・・・・。
すごく動けるようになったね。
ワタシニデキルコトのちーかおちゃんの
必死の治療のお陰だね・・・・。
動画を撮る余裕がなく、
まずは縁蔵の負担にならないよう、
素早くバスタオルで捕まえる。
普通に大暴れ。
噛む・引っ掻く・攻撃する。
すっかり体力がなくなり、老いたとはいえ、
私だって「猛獣捕獲部」
引き下がるわけにはいきません。
で・・・・・・・捕獲し、
いつものソフトケージで病院。
補てい用のバスタオルと、
鎮静が必要な場合のケージを用意。
朝ごはんも抜いてきました。
で、これから診察で、余裕があったら、
診察風景の写真を撮ろうと思ったのですが、
それどころじゃなく、縁蔵大暴れ
ここからは
音声でお楽しみください。
ソフトケージで連れて来た縁蔵。
まず気になっているのは、足の稼働具合。
施設に来て、半身麻痺になってから初めて
走り回ったり、縦運動ができる環境。
動いても半身がついていかず、
転んだり、横に走ったりしています。
まだまだ不自由になった自分の身体を使いこなせていません。
どこか痛くしたり、ぶつけたりしていないか？
という半身と足の診察。
そして、来たときから気になっていた、
縁蔵は１０歳くらいと聞いていたのに、
歯が全然ないように見える。
口の周りもいつもベタベタ。
でも・・・・こんな攻撃してくるのに
果たして口腔内を診てもらえるのか？？？？
いざ！いさ！いざ！診察台へ。
バスタオルで包み。エリザベスカラーするも、縁蔵大暴れ。
シャー！シャー！言いながら
肛門腺飛ばすわ、噛むは、おしっこまき散らすわ
足がかなり動くようになって、
活力も戻ってきたのでしょう。
それでも、なるべく鎮静麻酔はかけないで、
気になるところを診察していただきたいので、
気合で補てい。
爪切り→OK
怪我していた睾丸チェック→OK
左足はいろいろ動かすも良い反応で動きます。
ただ右足が内側ひざの部分が腫れて変形しています。
反応もあまり良くなく、足の甲をすぐに元に戻せません。
なのですが、もう固まっているので、
麻酔をかけてのレントゲンはやめて
あとは縁蔵が自分で、不自由な障害を受け入れて、
自分の足を使いこなしていくほかありません。
エコーも血液検査もしてもらい、
腎臓は相応に良くはないけど、おおむねOK.
縁蔵、その間も、シャー！シャー！お怒りになり、
おしっこをまき散らす
診察台、大洪水。
妙玄、補ていしたままで、ビショビショ。
それでも、
「先生！口腔内も見てください！！！！」
と、エリザベスカラーを外すと、さらに大暴れ。
「これじゃ・・・見れませんね」という先生に
威嚇し、噛まれながらも、口を開けさせる妙玄。
「先生！見てくださぁ～～～い！！！！」
シャー！シャー！いう口をのぞいて、
「赤味なし！まずはOK！」と院長。
噛まれながらも、と書きましたが、
縁蔵はまだ１０歳くらいなのに歯がない。
（けど噛まれると痛い
）
けど、口がベタベタなので、本当はちゃんと見たかったのですが、
難治性口内炎は今のところないし、
今回は内臓や足の稼働のチェックができたので、
良し！というところです。
診察台を肛門腺と、おしっこと、足汗と、よだれで
べしょべしょにして、診察終了。
先生、看護師さんすみません
まずは・・・・ひと安心。
あとは、シェルターのドアを開けて、
縁蔵が施設の中で自分で居場所を見つけていくのを
応援するのみです。
この慣れるまでの過程は、どの子も通る工程です。
いつか、縁蔵が私たちが精魂込めて綺麗にしている
草の大地を、走り回る動画をご紹介できますように。
頑張れ！縁蔵
縁蔵です。
どうぞ応援してくださいね。
