施設の子たちは、保護すると去勢や避妊をして、
その「証拠」というか「地域猫の目印」というかで、
耳の先をカットするのですが・・・・
注・里子に行けそうな子は、基本耳カットはしません。
なのですが、今思うと・・・・
当施設は終生保護施設なわけで、
里子に行けない子はず~~っと施設の子なんだから
耳カットいらないよねぇ~~~~
長年、保護活動をしていると、いろいろと
考えが変わってきます。
「細胞はメスを入れるだけで変性する」とは、
細胞の勉強をしたとき学んだことです。
耳カットだって、
・・・簡単に考えず、慎重にいきたいものですね。
旧施設からの子はみな、耳カットしています。
とと(♂)
ビビりじゃないのに、ボラさんや知らない人の気配がするだけで
隠れてしまい、ご飯でも出てこない。その人が帰るまで出てこない。
施設のレアキャラ 綺麗な耳カットは、外科の先生作。
ごまめ(♂)
ととが左カットなのに、同じ♂のごまめは右カット。
地域によって、♂♀で左右が違ったりするのだけど、
このあたりから、♂♀の区別が怪しくなっている。なんで
ニンジャ。(♂)
福島の原発地域からのレスキュー猫なので、福島で去勢&カット。
綺麗な桜耳。センスがいい上品な切り方。
この悪そうな顔に似合わず・・・・残念
にぼし(♂)
にぼしも福島レスキュー猫。なのだけど、レスキュー当時から
耳の病気で片耳が縮れていたので、カットなし。
保護の子は、こういう子少なくないです。
らいちゃん
(♂)
何をしても怒られないお得な猫。
同じことをニンジャやごまめがやったら、ハエ叩きを握るのに・・・
らいちゃんも左カット。傷がまったく治らず、どんどん溶けて直線に。
このときは本当に怖かった。(らいちゃん闘病記読んでね)
そして、せまいケージから出られないセンターの暮らしから一転
今や、シェルターにいるより、
自由にしている方が多いWキャリアの「せい」(♂)
すっかり多頭飼い生活にも慣れ、ケンカもしなくなったので、
水をかたずけてフリーに。
体型、顔の模様、顔の大きさ、KYな性格といい、
虹組ドロに、そ~~~~っくり
虹組・ドロ。21歳だったかな
22歳だっけ
の
ご長命翁。死ぬまでKYだったなぁ・・・
せいは若い頃のドロに本当にそっくりで、抱っこして目をつぶると、
その感触がそのまんまドロ
大きく違うのは・・・・・
ドロは抱っこすると両手を広げて抱き着いてくるけど、
せいは両手を伸ばして「けっこうです」と、突っぱねるとこ(笑)
で、そのせいの耳は、どこで切られたのか???
施設で引き取ったときには右カット済み。
(もう♂♀区別のために、耳カットの左右の決まり事の意味なしね)
こちらは切っていない左耳。まん丸な顔に小さいサイズでかわいい
で・・・・・・・・・・・・・・右耳。
ちょっと、ちょっと!!!なにこれぇぇ~~~~!!!
いくら何でも切り過ぎやん
ひどいぃぃ~~~~~
安易にされる耳カット。
されど耳カット。
何より、神経もちゃんと通っている繊細な場所。
保護っ子っも、里親さんに行けそうな子は
不要なカットはされないといいなぁ。。。
それと。。。。。獣医さんのセンスも問われるよねぇ~ぇ~