ある日突然、嫌がらせのように施設の玄関に現れた
シジミという名の妊婦さん
昨年FIPで亡くなったクリームの部屋を発見し
↓ ココが気に入ったようで・・・居座られ。
「ここで。産もうかしら」
ぎょえぇぇぇぇ=====!!!
まじっすかぁ~~~!!???
もうお腹がパンパンで、捕獲も堕胎も危険なので
泣く泣く静観することに。
施設の中には
猫に危険なシシ追い猟犬のココさんや
エイズキャリアやら
白血病キャリアやら
コロナウイルス保菌猫やら
(たぶん普通のコロナは全猫持ってる。
今大騒ぎの新型コロナじゃないですよ。
多くの猫に常駐しているコロナです)
施設には、そんな里子に行けなかった犬や猫ばかりが残っているので、
施設の中に入れるのは
お母さん猫にはかえって危険なのです。
なので、流れのお母さん猫の出産は
都会と違い、この自然豊かな土地で
お母さんに任せて
どこかに閉じ込めることはせず、
私たちは、できることをフォローしていくことに。
どこで産むかはわからないし、外猫は出産後、何度も
赤ちゃんを連れて移動するので、予測がつきません。
で、愛さんがさっそく、クリーム小屋の壁に穴を開けて、
ウッドデッキ下にも行けるように。
あゆちゃんが掃除をしてくれて、私が新聞紙とシーツで。
三角の格子窓の奥は、ウッドデッキの下になっています。
愛さんが潜って、綺麗にセットした小箱を置いてくれました。
さすが、みんなのお父さん
これで、小屋には正面の入り口と、
後ろにも出られる勝手口?ができました。
さらに、コンクリ倉庫も居場所になるように
またまた愛さんが倉庫をそうじして、小箱やベットを置いていました。
大人3人がかり。
愛さん大奮闘
「いかがですか?シジミさん」
「そうねぇ・・・・。ガムテが貧乏くさいけど、
ま、いいわ」
「それより、ご飯はまだかしら?」
「はいはい、どうぞ」
「あら、黒缶にたまの伝説、ちゅーるのトッピングね」
「いかがですかい?」
「おかわりは、迅速にね。
ワンコそばスタイルにしようかしら?」
「いやいや、そんなん、妊娠中毒症になるやん」
「離乳したら、里親さんもよろしくね」
「うん。じゃぁ、森で産まない方がいいよ。
野生動物がたくさんいるからね。」
シジミさん
さぁて・・・・・どうなることやら・・・・・・。