[Windows10]にはバージョンごとにサポート期限が存在する。
本日紹介するのは、Windows10ユーザーにありがちな
[サポート期限なのに更新されない]
という問題について取り上げる。
2021年5月11日は、[Windows10 Home 1909]のサポート期限である。
放置したままにすると、Windows10を最新バージョンに更新するまではセキュリティ更新ソフトウェアの配信が停止するので、安全な利用ができなくなる。このため早急な更新が望まれる。
しかし[Windows Update]を実施しても一向にダウンロードできる兆候がなく、更にPCに[Windows10更新アシスタントツール]もないという、PCの基本操作では更新ができないケースが存在する。これはなかなか困ったものだ。
この問題は一部のメーカー・機種で以前のバージョンからずっと起きており、パソコンの性能などの問題とはどうやら無関係だ。
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そこで、手動で更新する方法を提案。
結論から言うと、Microsoft公式の専用ページにアクセスしてダウンロード・インストールするだけ。
リンク先は以下 ↓ ↓
※Windows以外のOSからアクセスした場合、必要なダウンロードリンクは表示されない。
この上位部分にある、[Windows10 ・・・Update]の[今すぐダウンロード]から進めるだけ。
一番上部に【・・・使用しているデバイスが影響されないか・・・】とあるが、そんなこと気にしてもサポート期限が切れるならやるしかないだろう。
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※あってはならないことだが、もしも1909以前のバージョンのユーザーでもここから進める。
今回紹介したダウンロードリンクから更新を実行したユーザーには、
【Windows10 更新アシスタント】がインストールされるので、次回も手動での更新が必要になった時は簡単に更新できるようになるようだ。
以下は私自身のノートPC(HP製)だが、すでに最新のバージョンであったのだがあえてダウンロードして進めるところまで進めることで(最新バージョンの場合更新されずに途中で終了になる)、実行する前はなかった【Windows10 更新アシスタント】がインストールされていた。
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Winodows10はMacと違い、様々なメーカーで部品の組み合わせて組み立て・生産されるため、同じソフトウェアを配信したからと言って同じ動作をするとは限らない。
特に多機能で多くの情報を取り扱う機器のため、下手にアップデートを簡易にしてしまうとアップデート後に多くの不具合が発生するリスクがある。このため、インストール前に動作確認しながら進めているのだろうが、慎重すぎるわりにサポート期限が短い。このため
[ただパソコンを使うだけで、メンテナンスが全くできない]ユーザーは有料でもPCメーカーのサポートを受けるべきだろう。
iPhoneやAndroidのスマートフォンを利用しているユーザーなら、ソフトウェア更新のお知らせ通知がしつこく出るためにお馴染みだろう。これとWindows10の更新の必要性(重要性)は全く同じである。つまり、スマホを所有していないか、スマホの操作が初心者でない限り、自力でできる日常一般的な操作なのだ。
※この[Windowsシステムにかかわるサポート]は、低価格(毎月数百円)で提供されている回線事業者(ドコモ光・フレッツ光など)の遠隔サポートでは対応してもらえない。自力でできないユーザーは提供しているパソコンメーカーに相談が必要。
たとえるならオートバックスに行き車のオイル交換を店のスタッフに依頼する程度のメンテナンスなので、大したことはないが、最低これくらいの意識はユーザーが持つ必要はあるだろう。
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以下が、Windows10の【バージョン】の表示。
設定→システム→詳細情報で確認できる。
※以下のバージョンは2021年5月12日現在の最新。
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