コメディ学園小説

熱血オバちゃん学院!!平均年齢50歳!!


「熱血オバちゃん学院!!平均年齢50歳!!
 Fランポンコツオバちゃんだって、
 学びなおしの機会が欲しい!!


 冴えないぐうたら亭主の世話や
 反抗期の子育てなんてもうまっぴら!!


 飯炊き女なんて言わせない!!
 結婚できずにオバちゃんになったけど、
 まだまだ一花咲かせたい!!


 遅咲きだっていいじゃない!!
 試験さえ受かれば幾つでも入学可能なんだもの!!


 だって、だって、熱血オバちゃん学院!!
 講師はキュートなイケメンショタオンリー!!
 下品なオヤジ講師なんて、ひとりたりともいないわよ!!


 熱血オバちゃん学院のオバちゃん生徒は
 最年少は30歳から最年長99歳まで!!


 キュートなイケメンショタ講師陣から、

 みっちりバッチリ麗しのレッスン!!


 オバちゃんの脳細胞が若返る!!若返る!!

 若返るゥゥ~~~~ッッ!!」

シナリオ


熱血オバちゃん学院!!平均年齢50歳!!

プロローグ


この物語は、平均年齢50歳のオバちゃんたちが再び学び、

輝くための特別な学園「熱血オバちゃん学院」を舞台にしたコメディです。

 

学生たちは30歳から99歳までの幅広い年齢層で、

講師はすべてキュートなイケメンショタ。

 

オバちゃんたちの新たな挑戦と成長、

そして笑いが詰まった日々が描かれます。

エピソード1: 入学式


オバちゃんたちはドキドキしながら学院に集まります。

学び直しの機会を得るために、

そして新たな友達や経験を求めて、一歩踏み出します。

 

校長のカッコいいショタ先生からの温かい歓迎の言葉に、

オバちゃんたちは胸を熱くします。

エピソード2: 初めての授業


授業初日、オバちゃんたちは数学の基礎から始まります。

講師は若くてかわいいショタ先生で、

オバちゃんたちは彼の教え方に感激します。

授業中のコミカルなハプニングも多数。

エピソード3: スポーツフェスティバル


オバちゃんたちは学園のスポーツフェスティバルに参加。

体力の衰えに苦戦しながらも、チームワークと根性で挑戦します。

ショタ先生たちも一緒に競技に参加し、盛り上がります。

エピソード4: ファッションショー


学園でファッションショーが開催されます。

オバちゃんたちは若々しいスタイルに挑戦し、

ショタ先生たちのアドバイスを受けて自信を取り戻します。

笑いと涙が交錯する感動的なエピソード。

エピソード5: 期末試験


学期末試験が迫り、オバちゃんたちは必死に勉強します。

ショタ先生たちのサポートを受けながら、

オバちゃんたちは試験に立ち向かいます。

全員が合格を目指し、努力の成果が試されます。

エピローグ: 卒業式


ついに卒業式の日が来ます。

オバちゃんたちは涙と笑顔でいっぱいの卒業式を迎え、新たな道へと進みます。

学び直しの経験が、彼女たちの人生をどれほど豊かにしたかを実感します。

キャラクター


1. 主人公オバちゃん: 佐藤 ミチコ

年齢: 55歳
職業: 主婦
性格: 明るく前向き、お節介焼き
特徴: 髪は短く、メガネをかけている
目標: 若返って新しい仕事に挑戦したい


2. 主人公オバちゃん: 山田 サチコ

年齢: 47歳
職業: コンビニ店員
性格: 内気だが優しい
特徴: 髪はセミロングで、普段は控えめなファッション
目標: 自分に自信を持ち、友達を作りたい


3. 主人公オバちゃん: 川崎 ヨシコ

年齢: 60歳
職業: リタイア後
性格: 活発で元気
特徴: ショートヘアで、スポーティなスタイル
目標: 新しい趣味を見つけ、人生を楽しみたい


4. ショタ講師: レオくん

年齢: 12歳
職業: 数学教師
性格: 真面目でしっかり者
特徴: 金髪で、整った顔立ち
特技: 数学の天才


5. ショタ講師: タクミくん

年齢: 11歳
職業: 体育教師
性格: 元気で明るい
特徴: 黒髪で、スポーティな体型
特技: スポーツ全般


6. ショタ講師: ハルくん

年齢: 13歳
職業: 音楽教師
性格: おっとりしていて優しい
特徴: 茶髪で、音楽が大好き
特技: ピアノとギター


7. 校長先生: イケメンショタ校長(仮名)

年齢: 12歳
職業: 校長
性格: 知的で冷静、しかし温かい心を持つ
特徴: 青い目と銀髪
特技: すべての教科に精通している

 

オバちゃんたちの笑いと感動に満ちた学園生活を

読者のあなたも感じてみませんか!?

コメディRPG小説
「オレさまは世界に愛をもたらす」

メインキャラ


名称:レヲきゅん
番号:01
本名:レヲ・ガーリー
性別:褐色美少年♂
性格:傲岸不遜・生意気・心根は優しい
年齢:13
所属:創造神美少年孤児院
職業:ホーリー・プリースト
身長:133センチ
体重:23キロ
人称:オレさま・オマエ
口癖:オレさまは世界に愛をもたらす!!
特徴:小柄・華奢・褐色肌
好き:努力・友情・愛
嫌い:聖書を愚弄する輩
趣味:聖書を読むこと
特技:聖書丸暗記

名称:ラピス院長
番号:02
本名:レヲ・ガーリー
性別:美人院長♀
性格:優しい
年齢:22
所属:創造神美少年孤児院
職業:創造神美少年孤児院の院長
身長:158センチ
体重:40キロ
人称:わたくし・あなた
口癖:レヲきゅんは世界に愛をもたらす!!
特徴:色白・美人・スタイル抜群
好き:レヲきゅん
嫌い:レヲきゅんを愚弄する輩
趣味:レヲきゅんの世話
特技:回復呪文


シナリオ


タイトル:オレさまは世界に愛をもたらす!

プロローグ


創造神美少年孤児院に住むレヲきゅんは、

自身の使命を「世界に愛をもたらすこと」と信じてやまない。

 

そんな彼を支えるのは、美人院長のラピス院長だ。

今日もレヲきゅんは、孤児院の仲間たちと共に冒険に出かける。

第1章:聖書を求めて


シーン1:孤児院の朝


レヲきゅんが聖書を読んでいると、

ラピス院長が声をかける。

ラピス院長:「レヲきゅん、今日も頑張ってね。」
レヲきゅん:「オレさまは世界に愛をもたらす!!」


シーン2:新しい仲間


街で偶然出会ったキャラクターが仲間になる。

エリク:若い戦士。レヲきゅんの生意気さに最初は反発するが、

    次第に彼の真っ直ぐな心に共感する。


シーン3:聖書を奪われる


悪の勢力「イビル・シャドゥ」に聖書が奪われる。

レヲきゅん:「オレさまの聖書を返せ!!」


第2章:聖書奪還作戦


シーン1: イビル・キャッスルへの道


レヲきゅんとエリクは、

聖書を取り戻すためにイビル・キャッスルへ向かう。

エリク  :「本当に大丈夫か?」
レヲきゅん:「オレさまに任せろ!」


シーン2:戦闘訓練


途中で出会った賢者から戦闘訓練を受ける。

賢者:「お前たちにこの技を授けよう。」


第3章:クライマックス


シーン1:イビル・キャッスルでの対決


悪のボス・イビルデーモンと対決し、

聖書を取り戻すための激戦。

ボス   :「お前には無理だ。」
レヲきゅん:「オレさまは世界に愛をもたらす!!」


シーン2:聖書奪還
 

ついに聖書を取り戻し、孤児院に戻る。
ラピス院長:「レヲきゅん、やったわね!」


新しいキャラクター


エリク

番号: 03
本名: エリク・ブレイカー
性別: 若い戦士♂
性格: 熱血漢、正義感が強い
年齢: 15
所属: 自由戦士団
職業: 戦士
身長: 150センチ
体重: 40キロ
人称: オレ、キミ
口癖: 「絶対に負けない!」
特徴: 鍛え上げられた身体、短髪
好き: 勝利、仲間
嫌い: 裏切り
趣味: トレーニング
特技: 剣術

 

賢者


番号: 04
本名: セス・ウィズダム
性別: 老賢者♂
性格: 知識豊富、冷静沈着
年齢: 70
所属: 森の賢者
職業: 賢者
身長: 160センチ
体重: 50キロ
人称: ワシ、お主
口癖: 「知識は力だ。」
特徴: 長い白髪、杖を持つ
好き: 知識、静寂
嫌い: 無知、騒音
趣味: 読書
特技: 魔法全般

野球小説「カチスタ野球部」第1話

膀厨胱弌(ぼうずこういち)くんは
コーちんの愛称で親しまれている

私立カチスタ学院高等部1年B組に所属する
褐色肌で坊主刈りの小柄で華奢な少年です。

ある日、コーちんはメリケン共和国の

メヂャーリーグの世界ナンバー1決定戦である、
にゅうよくジャンキーズとロストどうじゃズが戦う
ワイルドシリーズ優勝決定戦をテレビで観戦して興奮します。

にゅうよくジャンキーズ往年のスター選手である、

デレル・ジンタン選手や2メートルを超える巨体から、

パワフル打撃が売りのアイロン・ジャージ選手。

本国ガラパゴス皇国からメヂャーに

移籍した3冠王のモスラ・鈴木選手など
そうそうたる顔ぶれが勢揃いです。

中でも、コーちんが推しているのは
モスラ・鈴木選手と同じく、

本国ガラパゴス皇国からメヂャーに移籍した二刀流で有名な
ビッグフライ・応仁汰(おうにた)選手です。

ビッグフライ・応仁汰(おうにた)選手は
2メートルを超える長身に110マイル(約177km/h)を超える速球と、
ブーメランのように曲がって戻ってくる

90マイル(約145km/h)のスライダーが武器です。


さらにシーズンの打撃成績は、打率0.360、60本塁打、打点180

という大活躍ぶりです。

ワイルドシリーズ優勝決定戦は9回裏に

ビッグフライ・応仁汰(おうにた)選手が
劇的なサヨナラホームランを放ち、

10得点対9得点でロストどうじゃズが勝利しました。

「オレさまは、ビッグフライ・応仁汰(おうにた)選手

みてえになりてぇ!!カチスタ学院の野球部に入って、

まずは甲子園を目指すぜ!!」


コーちんは激しく意気込み

明日一番で野球部に突撃入部する勢いです。

名称:コーちん
本名:膀厨胱弌(ぼうずこういち)
性別:褐色坊主刈り低身長オスガキ
性格:生意気
年齢:16
所属:私立カチスタ学院高等部1年B組
職業:学生
身長:131センチ
体重:23キロ
人称:オレさま・オマエ
特徴:坊主刈り・褐色肌・小柄
好き:カチスタ野球部
嫌い:カチスタ野球部を侮辱する輩
趣味:カチスタ野球
特技:カチスタ野球

翌朝、コーちんは通販で買った

ビッグフライ・応仁汰(おうにた)選手が所属する
ロストどうじゃズのユニフォームを着こんで

(低身長によりチャイルドサイズ)
カチスタ学院野球部の朝練に乗り込みます。

「たのもう!!たのもう!!オレさまは将来、
ビッグフライ・応仁汰(おうにた)選手を超える男コーちんだ!!」

「さあ、野球部に入部してやるから、
とっととオレさまの入部届を受諾しろっっ!!
ヘタクソなテメエらを、ガンガン甲子園に連れてってやらあっっ!!」

するとキャプテンの岬翼くんが言いました。
「えっと、コーちんだっけ!?ボクは野球部主将の岬翼だ!
その意気込みは買うけど、

うちは甲子園に出場できるほどの強豪校じゃないよ。
せいぜい県内ベスト8かな。」

「本気で甲子園を目指すなら提供高校や、

大阪遠いん高校みたいな強豪校に入んなくちゃ。
ウチでいいなら入部させてあげるけど、希望ポジションとかある!?」

「決まってるぜっっ!!オレさま、ピッチャーやりてえよっっ!!
そんでもって4番で二刀流だっっ!!どうだ、恐れ入ったか!!」

するとキャプテンの岬翼くんが言いました。
「キミ、身長が130センチほどしかないのに凄い自信だね!?
よし、球速をスピードガンで測定するからマウンドから
キャッチャーに向かってボールを投げてみてくれ!!」

「うるせえっっ!131センチだよっっ!!」
コーちんは得意満面の笑みで早速マウンドから約18メートル先の
キャッチャーのミット目がけてにボールを投げ込みますが、
スローボールである上にキャッチャーに届きません。

さらにボールが変な方向に転がっていくほどの絶望的なノーコンです。
「どうして……オレさまには才能がねえのか……!?」

コーちんが絶望した表情をを浮かべてへたり込んでしまいます。
するとキャプテンの岬翼くんが笑いを堪えながらこう言いました。

「やれやれ、それじゃ、バッティングはどうかな!?
プププッ、まぁ案の定無理だろうけど、一応ね……」

「ボクはライトを守ってるんだけど、

打撃投手としての腕もそこそこ優秀でね。
打ちやすい、いい球を投げるってチームでも評判なんだよ。」

「コーちん、バットを持って打席に立ちなよ。
打ちやすいコースにボールを投げてあげるから

バットに当ててごらんよ!」

コーちんはピッチングに挫折しましたが、すぐに立ち直ります。
「そうだ、オレさまはピッチングはダメだったが
バッティングセンスはビッグフライ・応仁汰(おうにた)選手を超える才能を
発揮できる逸材であることに全く疑いの余地はねぇ!!」

「オラオラ!!キャプテン、
ヘボ玉、さっさと投げ込んでこいやぁぁ~~っっ!!」
コーちんはバッターボックスに立ってホームラン宣言をしました。

キャプテンの岬翼くんは、手加減して80km/hくらいのスローボールを
打ちやすいコースに投げ込んでくれました。

しかし、コーちんはのバットは空を切るばかりで、
10球ほど投げ込んでくれたボールが1球もバットにかすりすらしません。

「ん゛お゛お゛お゛~~っっ!! 

どうしてオレさまは、ビッグフライ・応仁汰(おうにた)選手のように
バットにボールを当てられねぇんだよぉぉ~~っっ!!」


「コーちんは野球の才能が全くないよね。」

と岬翼くんが言いました。

するとコーちんがこう言いました。
「うるせえ!才能があるとかねえとかじゃねえんだ!!
とにかくオレはホームランを打ちたいんだよっ!!」

「う~ん、初対面の先輩(しかもキャプテン)にいきなりそんな態度じゃ、
チームメンバーはおろか、マネージャーですら無理があるよね。
まあそう言う事で、うちじゃキミは受け入れられないね。
そうだ、それでも野球を諦めきれないならここへ行きなよ。」

キャプテンの岬翼くんは、コーちんに名刺を渡しました。
その名刺には『カチスタ野球部』と書かれており、
「旧パソコン部のプレハブ校舎で活動しております」
との但し書きがあり、簡単な地図が書いてありました。

コーちんは、すぐに立ち直ってこう言いました。
「おお、そうかっ!カチスタ学院高等部には2つ野球部があったのか。
岬翼キャプテンの率いる野球部とは別な野球部があるんだな!!」

「へっ、邪魔したな!オレさまはそっちで甲子園を目指して
将来は絶対100パーセント、メヂャーリーガーだな!!あばよっ!!」

コーちんは『カチスタ野球部』がある、

旧パソコン部のプレハブ校舎へ向かいます。


「たのもう!!たのもう!!オレさまは将来、
ビッグフライ・応仁汰(おうにた)選手を超える伝説の男コーちんだ!!」

「さあ、カチスタ野球部に入部してやるから、さっさと入部届を受け取れっっ!!
しかしオレさまは、カチスタ野球部って一体、何なんだぁぁ~~っっ!?
ってことをまずは訊きたいんだよぉぉ!!」

すると、おかっぱ頭の根暗そうな雰囲気の小柄で華奢な女の子が、
パソコンに向かってマウスをカチカチと動かしています。

名称:クリコ
本名:魔臼駆狸子(まうすくりこ)
性別:低身長美少女
性格:ネクラ・野球ゲームオタク
年齢:17
所属:私立カチスタ学院高等部2年B組
職業:学生
身長:130センチ
体重:20キロ
乳房:AAAカップ←ぺったんこの極み
3サ:59・53・59
人称:わたし・あなた
特徴:ギョロ目・おかっぱ・小柄・華奢
好き:カチスタ野球部
嫌い:カチスタ野球部を侮辱する輩
趣味:カチスタ野球
特技:カチスタ野球

ギョロギョロした大きな瞳の小柄な女の子は、
コーちんの余りの大声に吃驚してしまい、

口をパクパクさせています。

「おい、オレさまがでけぇ声で叫んだからって、ビビってんじゃねえよ!!
察するに、オマエがカチスタ野球部とやらのキャプテンなんだろうが!!」

「ところでカチスタ野球部って何なんだぁぁ~~っっ!?
さっさと説明しやがれってんだっっ!!
オラオラオラァ!!初対面なのにビビり過ぎだぜ!?」

「あ……あの……その……」
女の子は吃音症でうまく喋れません。

「あん!?何なんだ!?早く言いやがれ!!オレさまは気が短いんだ!!
だけどよ、チ●ポコはカッチカチで太くて長いんだぜ!!」

 



「…… …… …… ……」しーん。

 

 


「静まるなっっ!!ここ、

笑うところだぞコラァァ~~ッッ!!」

すると女の子は、コーちんの意味不明な言動に慌てふためき、
冷や汗ダラダラ垂れ流しながら、カチカチっとマウスをクリックしました。
すると、パソコンの画面に『カチスタ野球』と表示されました。

どうやら、カチスタ野球とは1回表裏ぽっきりで、
延長なしのサクサクインターネットブラウザで
遊べる対戦型野球ゲームのようです。

↓こんなやつ↓

 

 


パソコンにつないだ立派な4Kディスプレイに
カチスタ野球のタイトル画面が映っており、
矩形波のチープな音楽が流れています。

「オウ、これ面白そうじゃねえか!さっそく始めるぜ!!
オレさまは将来、ビッグフライ・応仁汰(おうにた)選手を超える男コーちんだ!!
さあ、カチスタ野球部に入部してやる!!」

「冴えないドチビな女子部員よ!!
本日からオレさまがカチスタ野球部のキャプテンだ!!」

「文句あっかよぉぉ~~っっ!!早速勝負してやんぜ!!
もちろん、カチスタ野球でなぁぁ~~っっ!!」

女の子はパソコンを操作して、
カチスタ野球部の試合シーンへと移行させました。

女の子はコーちんのあまりにも傍若無人な
言動に対してものすごく苛立っているようです。

「その……わ……わたしがカチスタ野球部の部長である、
えっと……ま……魔臼駆狸子(まうすくりこ)よ!
ク……クリコ部長って……呼んで……」

「オウ、わかったぜクリコ部長!カチスタ野球で勝負だぁぁ~~っっ!!
文句あっかよぉぉ~~っっ!!あっても言わせねえぞコラァァ~~ッッ!!」

クリコは言いました。
「そ……そうね、カチスタ野球はネットで対戦相手を募ることができるけど、
2人で対戦することもできるし、スマホでもプレイ可能なの。あなた……やる!?」

「おおっ!カチスタ野球で、
オレさまは未来のメヂャーリーガーだぞコラァァ~~ッッ!!
そんな偉大なオレさまは、断然ロストどうじゃズでプレイすんぞぉぉ~~っっ!!」

「あのっ、カチスタ野球は……メヂャーリーグのチームは選べないの……
え……選べるチームは、ガラパゴス皇国の12チームのみなのよ……」

「ほう、カチスタ野球なんて全く知らねえが、

 オマエが言うんだからきっとスゲーんだろ!?
だからさっさとプレイしようぜ!!」

「わ……わかったわよ……わ……わたしは
チュウチュウドランゴズを選択するわ……あ、あなたは……!?」

「ハンッ、じゃあオレさまは、ジョーシンおニャンコズだ!!
『ヴァヴァス』と『カッケェ』と『おかんだ』のバックスクリーン3連発が
忘れたくても忘れられねぇ!!これぞ、おニャンコズならではの
激アツのメモリアルだよなっ!?」

「あの……『ヴァヴァス』と『カッケェ』と『おかんだ』は
とっくに引退したからいないわ。
あなたはBマウスを使ってね、わたしはAマウスを使うわ。」

「あなたが先攻、わたしが後攻よ。マウスをカチカチとクリックしてプレイするの。
だからカチスタ野球って言うのよ。正式名称はプロ野球カチカチスタジアムなの。
覚えておいてね……わたしがボールを投げるから、あなたは全力で打ち返してね。」

「よし!!任せとけ!!クリコ!!」
コーちんは、ありえないタイミングでバットを振ってあっさり三振してしまいます。

「あら!?あなた初心者だったの……!?自信満々だからてっきり……
トレーニングモードで練習してから始めるべきだったわね……」
すると、コーちんが叫びました。

「バカヤロォォ~~ッッ!!野球はツーアウトからなんだ!!
オレさまは初心者じゃねえ!!次の打席はホームランだ!!」
するとクリコが言いました。

「あら、まだワンナウトよ……しっかりとアウトカウントを確認しなさい……
スコアボードに『ワンナウト』って表示されてるじゃない……
それから、わたしは年上よ!?ク……クリコ先輩かクリコ部長って呼びなさいよ……」

「バカヤロォォ~~ッッ!!オレさまは天才だからアウトカウントは関係ねえんだ!!」
「わ……わかったわ!どんどん打ちなさい、あなた!」

コーちんのジョーシンおニャンコズは3打席連続三振でスリーアウトチェンジです。
「クッ、オレさまはゲームの才能もねえのか!
なんてザマだよ!!クソがぁぁ~~っっ!!」
すると、クリコがコーちんにこう言いました。

「あ……あの……あなたが才能がないというのは違うわ……
あ……あなたはただ単に技術と経験が足りないだけよ……
とりあえず、次は私が攻撃ね……あなたはマウスでピッチャーを操作して投球しなさい。」

すると、コーちんはフォアボールを連発してしまいます。
さらに、冷や汗で制服の半袖シャツを

グショグショに濡らしながら、コーちんは悶絶します。

「なぜだっ!?オレさまは一生懸命操作しているというのに、
ピッチャーが上手く動いてくれねぇ!!」

「ジョーシンおニャンコズの20勝エース、ヤプーだぞ!?
どうしてなんだぁぁ~~っっ!!」

結局コーちんは4回連続のフォアボールで、
ランナーを押し出してしまい、試合終了です。

「あなた、ひょっとしてウルトラバカなの……!?
あなた、なんでストライクゾーンから外れたところばかり狙って投げるのよっ!?
下手くその世界チャンピオンだわ!!」

コーちんは涙でグショグショになった顔で叫びます。
「だってよぉぉ~~……オレさま、
ゲームなんてやったことねえんだよぉ~~っっ!!」

「だから仕方がねぇじゃねえかぁぁ~~っっ!!
ク……クリコぉぉ~~っっ!!」」

(あらやだ、このコーちんって男の子、酷いダメっぷり……
でも、そのヘタレっぷりがとっても可愛いわ。)
クリコはそう心の中で呟きました。

「オレさまはもうダメだ……
リアル野球もゲーム野球も酷すぎるダメっぷりだぁぁ~~っっ!!」

「オレさまは、一生うだつが上がらないまま、
人生を終了してしまうんだぁぁ~~っっ!!ウワァァ~~ンッッ!!」

「え……と……コーちんだっけ!?
し……仕方ないわねっ!じゃあ、あたしがあなたのコーチになってあげるわ。」
(ダシャレではない)

コーちんは涙と汗と鼻水で濡れた自身の手で
クリコの手を力いっぱい握りしめました。

「ク……クリコぉぉ~~ッッ!!ありがとうよぉぉ~~っっ!!
オレさまをいっぱしのカチスタ野球ゲーマーとしてコーチングしてくれぇぇ~~っっ!!」

「ちょっ……握手するにしても、手を洗ってからにしてよ……
あなたの手にこびりついた、涙と汗と鼻水であたしの手が汚れちゃったわ……
ちょっとお手洗いの水道で洗い流してくるわ……」

するとコーちんはこう叫びました。
「すまねぇ、オレさまは早とちりなんだよっ!!
オレさまって、すんげえ勘違いしててよぉぉ~~っっ!!」

クリコは手を洗って再びカチスタ野球部の部室へ戻ってきました。
コーチンはすぐさまクリコに問い質します。

「おい、クリコ!どうしてカチスタ野球部は旧パソコン部のプレハブ校舎が拠点なんだ!?
パソコン部が無くなったとたん、カチスタ野球部が出現したのは何故だっっ!?
それに、カチスタ野球部には他に部員はいないのかっっ!?」

クリコは冷や汗をかきながら、
新入部員であるコーチンにカチスタ野球部について解説します。

「そうね……どこから説明したらいいものかしら!?
その……シンプルに説明すると、パソコン部は潰れたの。でもパソコンは使えるの。」

「そして、わたしの趣味が『プロ野球カチカチスタジアム』

つまり、カチスタ野球だったの。
パソコン部が廃部になって、使わなくなったパソコンを利用して
わたしがカチスタ野球を始めたのが、カチスタ野球部発足のきっかけなの……」

「カチスタは1978年に、ゲームメーカー、ネテンドーが発売した
アダムスファミリーコンピュータ、

つまりアダコンで初めて発売した野球ゲームソフトだったの。」

「お父さんはアダコンで発売された初期カチスタの大ファンで、
よくわたしとカチスタをプレイして遊んでくれたわ……」

「お父さんは残念ながら、脳梗塞で死んでしまったけれど……
わたしは、カチスタの虜になったの……でも、みんな中学生くらいになったら
カチスタ離れをするのよ……カチスタなんてもう面白くねぇから、

やってらんね~や!ってね……」

「友達は全員カチスタから離れていった……
でもわたしは、カチスタから離れられなかった。
そして気づいたらカチスタ野球部を立ち上げていた……そんな経緯なのよ……」

「で、部員は!?」
コーちんがクリコに詰め寄りました。

「わたしと、あ……あなた1人の計2名しかいないのよ……」
すると、コーちんは絶叫しました!

「バ……バ……バカヤロォ~~ッッ!!たったの2人だけ!?
そんな人数で野球できねえじゃねえかっっ!!」

「ち……ちくしょぉぉ~~っっ!!
オレさまは、またしてもロストどうじゃズにスカウトされる
チャンスを失ってしまったぜっ!!」

「もうダメダメだぁぁ~~っっ!!
あ~あ、オレさまの人生終了だぁぁ~~~っっ!!」

コーちんが絶望した表情で項垂れています。
クリコは言いました。

「コーちん……ゲームだから、2人でもプレイ可能じゃない!!
リアル野球とゲーム野球を混同しないで!!」
コーちんはハッとした表情となり、顔を上げます。

「そ……そうだっ!!ゲームだから2人プレイ可能だぁぁ~~っっ!!」
するとコーちんはクリコに向かって言いました。

「おい、クリコ部長!さっそくカチスタ野球をプレイするぞぉぉ~っっ!!」
コーちんはがぜんやる気になります。

カチスタ野球部の部員が2名だと聞いて絶望したコーちんに、
再び希望の光が差し込みました。

すると、カチスタ野球部の部室の入り口で、
野球部のキャプテンである岬翼くんが

2人のやりとりを観察しながらくすくすと笑いました。

名称:岬翼くん
本名:岬翼(みさきつばさ)
性別:爽やか野球少年
性格:礼儀正しい
年齢:17
所属:私立カチスタ学院高等部2年B組
職業:学生(野球部キャプテン)
身長:195センチ
体重:85キロ
人称:ボク・キミ
特徴:イケメン・長身
好き:野球部
嫌い:野球部を侮辱する輩
趣味:野球
特技:野球

「やあ、クリコちゃん。ボクが案内したコーちんは役に立ってるかい!?
彼は野球の才能が無いけど、カチスタ野球部ならきっと役に立つよ。
でもコーちんは野球ゲームのセンスも無さそうだから、

 クリコちゃんがコーチしてあげてね。」

クリコは憧れの岬翼くんが現れたので顔を赤らめます。
「あ……あの……岬翼くん……その……」
すると、岬翼くんはこう言いました。

「ああ、ボクはさっきちょうど朝練が終わったんで、

コーちんが上手くやっているのか
気になったもんでちょっと寄らせていただいたところだよ。
それじゃ、ボクは授業があるからそろそろ失礼するね。」

岬翼くんは部室を離れていきました。
「オ……オレさまはロストどうじゃズに所属して3冠王を達成する
チャンスを失ったぜ!畜生ぉぉ~~っっ!!」

コーちんは再び絶望のどん底へと

叩き落されましたが、クリコは言いました。

「仕方ないじゃないの!!あきらめなさいよっ!!
あなたにはリアル野球の才能が無いのよ!! 」

「ゲーム野球も下手くそだけど、練習すれば上達するわよ!!
だから絶望するのはまだ早いわ!!」

「じゃあ早速、カチスタで試合するわよ!コーちん!」
「おう、クリコ!!よろしく頼むぜっ!!」

クリコにコーちん……
部員が2人しかいないカチスタ野球部ですが、
ようやく微笑ましく始動することとなりました。

コーチンとクリコはその後タッグを組み、
野球ゲームカチスタの大会で全国制覇を
成し遂げることになるかもしれません。

つづく……

異世界小説『マコちゃま・ワンダー・ワールド』

 

第1話 序章

マコちゃまの本名はマコ・ワンダー・ワールドです。
性格は泣き虫で、無口な女の子です。
「あ……あたし……マコ……」

マコちゃまは、黒髪刈り上げボブカットと褐色の肌が
トレードマークの小柄で華奢な美少女です。

マコちゃまは16歳で
身長116センチと小柄ですが、
庇護欲を掻き立てる魅惑の美少女です

番号:キャラクターNo.01
名前:マコちゃま
本名:マコ・ワンダー・ワールド
職業:なし
所属:なし
種族:人間
年齢:16歳
性別:美少女
髪型:ショートボブ
髪色:黒
肌色:褐色
目色:黒
身長:116センチ
体重:20キロ未満
強さ:弱い
武器:なし
特技:なし
趣味:なし

■第1話 彷徨うマコちゃま

マコちゃまは、目的もなくフラフラ
混沌とした世界を彷徨い続ける
小柄で華奢な褐色肌の美少女です。

マコちゃまは荒野の町、
アヴノマール・タウンにフラフラとやってきました。
マコちゃまは、喉が渇いたので酒場に行きました。

酒場のマスターは、踊り子のフンドシビキニを
身に着けた魅惑の美人お姉さんでした。

番号:キャラクターNo.02
名前:ルーシー
本名:ルーシー・スコーピオン
職業:自営業
所属:ルーシー酒場
種族:人間
年齢:24歳
性別:褐色美女(巨乳)
髪型:ロング
髪色:パープルレッド
肌色:褐色
目色:ブラウン
身長:158センチ
体重:44キロ
強さ:弱い
武器:なし
特技:魅惑のタンゴ
趣味:グラスハープ

「あら、可愛いお嬢ちゃまねぇん♪
 アヴノマール・タウンは初めてぇん?」

「あたしはルーシーよぉん♪
 よろしくねぇん♡何か飲むぅん!?」

「えと……あ、あたし、マコです。
 マコちゃまって呼んで下さい。」

「そして、喉が渇いているので……
 リンゴジュースが……飲みたいです。」

「はぁい♡マコちゃまぁん♡少々お待ちをぉん♡」
マコちゃまは酒場のカウンターに座ります。

ルーシーさんはマコちゃまに
ジンジャー・エールを渡します。

「はぁい♡どうぞぉん♡ゴメンなさいねぇん?
 お子ちゃまジュースは
 ジンジャー・エールしか置いてないのよぉん♪」

「ありがとうございます!いただきます!」
マコちゃまは、ズゾゾーッと美味しそうに
ジンジャー・エールを飲み干します。

「ズゾゾゾゾゾゾ……ジュルジュルジュル……
 クチュクチュクチュ……」

マコちゃまはジンジャー・エールを口の中で
クチュクチュと音を立てて掻き回しながら飲み干します。

「いい飲みっぷりじゃないのぉん?
 もぉ1杯いかがかしらぁん!?ねぇん♡」

「はい!いただきます!」
マコちゃまは、再びジンジャー・エールを頼みました。

「はぁい♡どうぞぉん♡」
「ズゾゾーッ……ジュルジュルジュル……

 クチュクチュクチュ……」

マコちゃまは、ジンジャー・エールを口の中で
クチュクチュ音を立て掻き回しながら
美味しそうに飲み干しました。

「ゲフゥゥ!ゲッッフゥゥ~~ッッ!!
 美味しかったです!!」

「プッッスウウゥゥ~~~~ッッ!!」
マコちゃまはジンジャーエールを
飲み終えた後に大きなオナラをしました。

「あらあらぁん♡可愛らしいオナラねぇん♡」
「ううっ……ごめんなさい……
 あたし、オナラしちゃった……」

「いいのよぉん♪女の子がオナラをするのは
 生理現象なんだからぁん♡」
マコちゃまは顔を赤らめて恥ずかしそうにしています。

すると突然、無法集団のジョイヤン
騎兵隊が酒場に乱入してきました。

「あらん、やだわぁ~~ん!
 ジョイヤン騎兵隊の面々よぉ~~ん!!」

「アヴノマール・タウンが無法地帯だからってぇん、
 酒場にまで乗り込んでくるなんてぇぇ~~ん!!」

番号:キャラクターNo.03
名前:ジョイヤン
本名:ジョイヤン・バッドソン
職業:騎兵隊長
所属:ジョイヤン騎兵隊
種族:人間
年齢:24歳
性別:男
髪型:スキンヘッド
髪色:不明
肌色:褐色
目色:黒
身長:209センチ
体重:155キロ
強さ:強い
武器:ガトリング砲
特技:ガトリング乱射
趣味:ボクシング

「やいやいやいっ!!保安官はどこだ!?
 保安官をぶっ殺してオレたちがこの
 アヴノマール・タウンの王になってやるぜ!!」

「オラオラオラァかかってこいやぁぁ~~~~っっ!!
 腰抜け保安官がぁぁぁぁ~~~~っっ!!」

「バキュン!バキュン!ズキューーーーン!!」
無法集団のジョイヤン騎兵隊は、
保安官を血眼になって探しています。

「こ……怖いよ……ルーシーさん……」
マコちゃまは小刻みに震えています。

「あたしも怖いわぁぁ~~ん!!
 保安官たらぁん、早く来てちょうだぁぁ~~い!!」
するとそこに、やっと保安官が現れました。

番号:キャラクターNo.04
名前:ノヴィッタ保安官
本名:ノヴィッタ・ノルディック
職業:保安官
所属:アヴノマール保安官事務所
種族:人間
年齢:24歳
性別:男
髪型:坊ちゃん刈り
髪色:黒
肌色:褐色
目色:黒
身長:165センチ
体重:46キロ
強さ:弱い
武器:ピースメーカー
特技:あやとり
趣味:昼寝

「ボクは保安官のノヴィッタ・ノルディックだ!
 許さないぞ!無法集団のジョイヤン騎兵隊めっ!」

「キタァァ~~ッッ!!保安官だああぁぁ~~っっ!!」
ジョイヤン騎兵隊の面々が叫びます。

無法集団ジョイヤン騎兵隊のリーダーであるジョイヤンは
2メートルを超える大男で、規格外の筋肉ダルマです。

リーダーのジョイヤンが大声で言い放ちます。
「へへっ、ノヴィッタ保安官よ、
 アヴノマール・タウンの平和を守りたければ、
 このジョイヤンさまとボクシングで勝負しやがれってんだ!!」

「テメェを今すぐ蜂の巣にしてやってもいいが、
 オレさまの最強伝説を荒野に轟かせるには
 ボクシングがまさにうってつけよ!!」

「どうした?断るなら、今すぐこの店ごと
 テメェは蜂の巣だぜぇぇ~~っっ!?」

「バキュン!バキュン!ズキューーーーン!!」
「うっ……うぅ……うぅぅ~~っっ……」
ノヴィッタ保安官は、恐怖で震え上がります。

番号:キャラクターNo.05
名前:グレウォーン保安官助手
本名:グレウォーン・ボーンレザー
職業:保安官助手
所属:アヴノマール保安官事務所
種族:人間
年齢:24歳
性別:男
髪型:スネオヘアー
髪色:黒
肌色:褐色
目色:黒
身長:144センチ
体重:28キロ
強さ:弱い(マザコン)
武器:ピースメーカー
特技:嫌味・罵倒
趣味:金持ち自慢

すると、グレウォーン保安官助手はノヴィッタ保安官の
肩を軽くポンと叩いてこう言い放ちました。

「フン!ボクがボクシングでジョイヤンの相手をしてやるよ!
 ノヴィッタ保安官は酒場の女性たちを守りなよ!!」

「ボクはママにボクシングの指導を受けたことが
あるから、あんなやつらなんてヘッチャラさ!!」

「グレウォーン保安官助手!ありがとう!」
 ノヴィッタ保安官は酒場の女性を守るため、酒場に立てこもります。

無法集団のジョイヤン騎兵隊のリーダーであるジョイヤンは、
グレウォーン保安官助手に興味を持ちました。

「おもしれぇ!!荒野に轟く百戦錬磨の格闘王と謳われたこの
 ジョイヤンさま相手に ボクシングで勝負しようってのかぁぁ~~っっ!?
 いい度胸してんじゃねぇか!!表に出ろっっ!!」

グレウォーン保安官助手とジョイヤンは、
酒場の表へ赴きボクシングで勝負することになります。
ギャラリーはジョイヤン騎兵隊の悪辣な面々です。

グレウォーン保安官助手は実戦経験が皆無だったため、
無法にモノを言わせるジョイヤン騎兵隊の
恐ろしさを全く理解していませんでした。

「ママに指導していただいたボクシングで、ボクは勝てる……
 ママに指導していただいたボクシングで、ボクは勝てる……」

グレウォーン保安官助手はブツブツと呟きながら、
パンチの練習を始めています。

それを見た無法集団ジョイヤン騎兵隊のメンバーたちは、
ゲラゲラと笑っています。

「ギャハハハハ!!なんだアイツ!!素人じゃねぇか!!
 あんなヒョロヒョロした身体じゃ勝てっこねぇよ!!
 ガハハハハハハッッ!!」

「あんな奴、ジョイヤン隊長に瞬殺KOされるぜ!!
 ウヒャヒャヒャッッ!!」

そんな罵声を浴びせられていることも知らずに、
グレウォーン保安官助手は一心不乱に
シャドーボクシングを続けていました。

「ハッ、ハッ、ハッ、
 シュッ、シュッ、シュッ!!」

「オイッ!いつまで練習してんだよ!
 グレウォーン保安官助手とやらっ!!」

「さっさとこのジョイヤンさまに
 かかってきやがれってんだ!!」

「オラッ!!怖気づいたのかよぉぉ~~っっ!?
 ああああぁぁぁぁ~~~~んっっ!?」

すると、グレウォーン保安官助手は慌ててこう言いました。
「いや、その……もうちょっと練習をさせてくれないかな?」

「ハァ~~~~ッッ!?
 何言ってんだテメェ~~ッッ!!??」

無法集団ジョイヤン騎兵隊一同、
腹を抱えて転がりながら大爆笑しています。

ジョイヤンはイライラして、
無理矢理にグレウォーン保安官助手の腕をつかんで
ルーシー酒場中央通りに連れて行こうとします。

するとグレウォーン保安官助手は慌てて
ジョイヤンの手を振り払って
元の位置でブツブツつぶやきながら、
シャドーボクシングを再開しました。

「まだだっっ!!まだ、パワーの充実が甘い!!」
 それを目の当たりにしたルーシー酒場の客たちも、
 次第に笑いがこみ上げてきました。

「ハハハッ、あいつ、面白すぎるだろ!?」
「フフッ!笑っちゃ悪いわよ、ププッ!」

「フヘヘッ、無理だって、
 グレウォーン保安官助手!ハハハハハッ!!」

しかし、ルーシー酒場の客が嘲笑う様子を目の当たりにして、
無法集団ジョイヤン騎兵隊の面々は怒り心頭です。

「テメェら、笑ってんじゃねぇぞコラァァ~~ッッ!!
 蜂の巣にされたくなかったら、
 正座して大人しく観戦してろやコラァァ~~ッッ!!」

「ヒィィィィ~~~ッッ!!
 すいませんでしたぁぁぁ~~~~っっ!!」

無法集団ジョイヤン騎兵隊の怒号で、
酒場にいた全員が慌てて正座をしました。
それを横目に、ノヴィッタ保安官もびっくり仰天です。

(なんて野蛮な連中だ……!奴らがグレウォーン保安官助手に
 釘付けになっている隙にコッソリ逃げようかな……?)

「……ねぇ、ノヴィッタ保安官、
 グレウォーン保安官助手はジョイヤンに勝てるのかなぁ……!?」
マコちゃまは心配そうにノヴィッタ保安官に話しかけます。

「え?あの、その、うーん……」
ノヴィッタ保安官は少し考えてからこう答えました。

「正直、厳しいかもしれないよね……
 でも大丈夫だよ。彼はボクシングを
 ママに教えてもらったそうだから……!」

「そっかぁ~良かった~。」
ノヴィッタ保安官は内心焦りながらも、
平静を装ってマコちゃまにそう話しました。

ルーシー酒場の中央通りに、
グレウォーン保安官助手とジョイヤンが対峙しています。

「オイ、グレウォーン保安官助手、
 いい加減にしねぇと蜂の巣にするぞ!!」

「さっさと位置についてかかってこいよ!?
 種目はベアハンド・ボクシングだぜぇ!?」
 ジョイヤンは苛立ちながら拳を構えています。

ベアハンド・ボクシングとは
グローブを装着しない素手で殴りあうボクシングの名称です。

対するグレウォーン保安官助手はというと、
相変わらずシャドーボクシングを繰り返していました。

再びジョイヤンはグレウォーン保安官助手の
腕をつかんで引っ張ります。

するとグレウォーン保安官助手は
イヤイヤしながら涙声で叫びました。

「ダメだよ!もっと練習させてよぉぉ~~っっ!!
 ねっ!?お願いだからさぁ~~っっ!!」

「うるせぇぇ~~~~っっ!!
 いいから、とっととかかってこいやぁぁ~~~~っっ!!」
ジョイヤンはさらに大きな声で怒鳴り散らします。

無法集団ジョイヤン騎兵隊の面々からも
ブーイングが飛び交います。

「おいグレウォーン保安官助手!!
 早くかかって行けやっ!!グズ野郎がぁっ!!」

「ジョイヤン隊長が待ってんだろうがっ!!
 さっさと行けやボケェッ!!」

グレウォーン保安官助手は完全に委縮してしまい、
鳴き声を上げながらジョイヤンに駄々っ子パンチを浴びせます。

「うわぁぁ~~んっっ!!
 いやだぁぁぁぁ~~~~っっ!!」

すると、そんな様子を眺めていた
ルーシー酒場の客たちから歓声が上がりました。

「頑張れぇぇ~~っっ!!
 グレウォーン保安官助手ぅぅ~~っっ!!」

「負けるなっ!負けるなっ!頑張ってくれっ!!」
そして、ついにノヴィッタ保安官も
反射的に声を上げてしまいます。

「グレウォーン保安官助手ぅぅ~~っっ!!
 頑張るんだぁぁ~~っっ!!」

そんな喧騒をよそに、マコちゃまは嬉しそうに
ピョンピョン跳ねて笑っています。
「わぁい♪みんな楽しそうだなぁ~♪♪」

「あん!?そんな駄々っ子パンチなんぞ
 いくら打ってもオレさまは倒せないぜ!?」

ジョイヤンは笑いながら、
グレウォーン保安官助手のしゃくれた顎に、
軽いジャブを浴びせます。

すると、グレウォーン保安官助手の膝がガクガクと震え始め、
そのまま地面に崩れ落ちてしまいました。

すると、無法集団ジョイヤン騎兵隊の
面々からは大爆笑の渦が起こりました。

「ぎゃはははははっ!!なんだよあいつ、もう終わりかよっ!!」
「やっぱ弱っちぃじゃねぇかアイツ!」

無法集団ジョイヤン騎兵隊の面々は、
倒れたグレウォーン保安官助手を嘲笑します。

一方、ノヴィッタ保安官は顔面蒼白で
冷や汗をかきまくりです。

(まずい……!!このままでは
 彼が殺されてしまう……!!なんとかしないと……!!)

ルーシー酒場の客たちも、
地面にはいつくばって悶絶痙攣している
グレウォーン保安官助手を
目の当たりにして大爆笑しています。

「うわはははははっ!!!なんだありゃあ!?
 超ダセェぞぉぉ~~っっ!!」

「ひゃはははははっ!!だっせぇぇ~~っっ!!
 マジでだっせえぇぇ~~っっ!!」

無法集団ジョイヤン騎兵隊の面々も、
笑いすぎて涙を流しながら、
地ベタを這いながらピクピク痙攣している
グレウォーン保安官助手を罵ります。

そして無法集団ジョイヤン騎兵隊の投げ縄名人である
ヒゲコブラがグレウォーン保安官助手の首に
縄を投げて馬で引き回しはじめました。

その勢いで、グレウォーン保安官助手の
身体は宙に浮きあがり、地面を引きずり回されます。

「ぐわあぁぁ~~っっ!!やめてぇぇ~~っっ!!
 許してぇぇ~~っっ!!」

しかし、無法集団ジョイヤン騎兵隊の
面々たちは全く聞く耳を持ちません。
それどころかさらに調子に乗りはじめてしまいました。

「おらおらおらぁぁ~~っっ!!
 もっと速く走れぇぇ~~っっ!!」

「ひひぃぃ~~っっっ!!
 死んじゃうぅぅ~~っっ!!」

グレウォーン保安官助手はもはや半狂乱状態で
泣き喚きながら、 必死に馬に引きずられていきます。

もうすでに彼は全身擦り傷だらけになっており、
鼻水や涎まみれになってしまっています。

「うぎゃああぁぁ~~っっ!!
 誰か助けてぇぇ~~っっ!!」

それでも無法集団ジョイヤン騎兵隊の
面々にとってはただの余興に過ぎず、
誰も助けようとはしません。
むしろ面白そうに囃したてる始末です。

さらにジョイヤンが火炎瓶に火をつけて
グレウォーン保安官助手に向かって放り投げつけます。

すると、火炎瓶が勢いよく砕け散って、
オイルにまみれたグレウォーン保安官助手は
とうとう火だるまになってしまいます。

「ひいいいぃぃ~~っっ!!
 熱いぃぃ~~~~っっ!!」

グレウォーン保安官助手は悲鳴を上げますが、
もちろん助けてくれる人はいません。

やがて、火が燃え移り、グレウォーン保安官助手は
悶絶しながら激しく転げまわります。

「ぎええぇぇ~~っっ!!死ぬぅぅ~~っっ!!
 焼け死ぬぅぅ~~っっ!!」

無法集団ジョイヤン騎兵隊の面々はそれを
傍観しながらゲラゲラ笑っています。

阿鼻叫喚の事態を傍観する
アヴノマール・タウンの人々は、
無法集団ジョイヤン騎兵隊たちの

傍若無人な振舞いに委縮してしまい、
グレウォーン保安官助手を
助けることを諦めてしまいます。

しかし、そこへ突如として正義のガンマンである
イキスギックスが姿を現します。


つづく……

作家の靄嶌翔が「やってみたい職業」について

インタビュアーから質問を受ける。

 



靄嶌は「現在引っ越しを考えているので、
    不動産鑑定士なんかに興味がありますね」
    という持論を展開する。

インタビュアー:靄嶌さん、もし作家ではなかったら、

        どんな職業をやってみたいと思いますか?

靄嶌翔    :そうですね、今ちょうど引っ越しを考えているので、

        不動産鑑定士なんかに興味がありますね。

        不動産鑑定士は、物件の価値を見極める

        プロフェッショナルです。

        物件の市場価値や将来の投資価値を評価することで、

        依頼者に最適なアドバイスを

        提供することができるんです。

インタビュアー:それは意外ですね。

        不動産鑑定士のどんなところに

        魅力を感じるのですか?

靄嶌翔    :まず、物件そのものが好きなんです。

        建物のデザインや構造、立地条件など、

        色々な要素を考慮することで

        その価値を見極める過程がとても面白いと感じます。

        また、不動産鑑定士は市場の動向を

        常にチェックしなければならないので、

        常に新しい情報に触れられるのも魅力的です。

        そうした知識を蓄えることで、

        自分自身の引っ越しにも役立つんじゃないかと思っています。

インタビュアー:なるほど、確かに自分の引っ越しにも直接役立ちますね。

        他に、不動産鑑定士としての仕事で

        特に魅力を感じる点はありますか?

靄嶌翔    :はい、不動産鑑定士の仕事は多岐にわたります。

        例えば、住宅だけでなく、

        商業施設や土地の評価も行います。

        それに、鑑定の結果が直接依頼者の人生に

        大きな影響を与えることがあるので、

        非常に責任感のある仕事でもあります。

        その分、やりがいも大きいと感じますね。

インタビュアー:非常に興味深いです。もし実際に不動産鑑定士になったら、

        どのようなアプローチで仕事を進めたいと思いますか?

靄嶌翔    :まずは、しっかりと勉強して資格を

        取得することが第一歩ですね。

        そして、常に最新の市場情報を

        キャッチし続けることが大切です。

        さらに、依頼者のニーズを正確に理解し、

        そのニーズに応じた最適なアドバイスを

        提供することを心掛けたいです。

        やはり、依頼者の信頼を得ることが

        最も重要だと思います。

インタビュアー:ありがとうございます。とても参考になりました。

        最後に、作家としての経験が不動産鑑定士として

        役立つことはあると思いますか?

靄嶌翔    :もちろんです。作家としての観察力や洞察力は、

        不動産鑑定士としても大いに役立つと思います。

        物件を見る際の細かいディテールに気付く能力や、

        依頼者の話を深く理解する力は、

        どちらの職業にも共通して必要なスキルです。

        それに、物語を通じて培ったコミュニケーション能力も、

        依頼者との信頼関係を築く上で非常に重要だと考えています。

インタビュアー:なるほど、非常に貴重なお話をありがとうございました。

        不動産鑑定士としての靄嶌さんも、ぜひ見てみたいですね。

靄嶌翔    :こちらこそ、ありがとうございました。

インタビュアーの問いに作家の靄嶌翔が回答する。

作家の靄嶌翔が「後悔していること」について質問を受け、持論を展開する。

 

 

靄嶌は「生まれてきたことを後悔しています。

    ブッダは生きることは苦であると説いています。

    人生は独力ではなかなかコントロール不可能です。

    我々は死の宿命を背負って生まれし故に怪我をしたり、

    病気になったり、老化してしまうのです。

    赤ん坊が泣きながら生れてくるのは

    やがて訪れる死の宿命を

    本能的に察知しているからなのです。」

    と静かに語り始めた……

 

 

 

インタビュアー:靄嶌さん、これまでの人生で後悔していることはありますか?

 

 

 

靄嶌翔    :ええ、ありますね。

        一番大きな後悔は生まれてきたことです。

 

 

 

インタビュアー:生まれてきたことを後悔しているのですか?

        それは非常に深いですね。

        その理由を教えていただけますか?

 

 

 

靄嶌翔    :仏教ではブッダが

       「生きることは苦である」と説いています。

        人生というのは、我々の意志や努力だけでは

        なかなかコントロールできないものです。

        我々は生まれた瞬間から、

        死という宿命を背負っています。

        この宿命からは逃れられません。

        生きるということは、

        怪我をしたり、病気になったり、

        老化したりすることを意味します。

        生まれたばかりの赤ん坊が泣くのも、

        やがて訪れる死の宿命を本能的に

        察知しているからなのだと思います。

 

 

 

インタビュアー:なるほど。そのように考えると、

        人生そのものが苦しみに

        満ちているということですね。

 

 

 

靄嶌翔    :その通りです。我々は生まれた瞬間から、

        避けられない苦しみと

        向き合わなければなりません。

        それはまるで、終わりの見えない道を

        歩んでいるかのようです。

        生まれてきたことを後悔するのは、

        その道を歩むこと自体が苦痛だからです。

        しかし、この苦しみをどう受け入れ、

        どう乗り越えるかが我々の

        人生の課題でもあります。

 

 

 

インタビュアー:では、靄嶌さんにとって、

        その課題にどのように

        取り組んできたのでしょうか?

 

 

 

靄嶌翔    :私自身もまだその答えを見つけられていません。

        ただ、一つ言えるのは、自分自身と向き合い、

        内なる声に耳を傾けることが重要だということです。

        自分の感情や思考を冷静に見つめ直し、

        その中から生きる意味や喜びを

        見つける努力を続けています。

 

 

 

インタビュアー:とても興味深いお話をありがとうございました。

        靄嶌さんの言葉には深い洞察があり、

        私たちにも多くのことを考えさせられます。

 

 

 

靄嶌翔    :こちらこそ、ありがとうございました。

作家の靄嶌翔が「私のストレス発散法」

についての持論を語る。

 



靄嶌翔は静かにインタビュアーの質問に耳を傾けた。

彼は一呼吸置き、口を開いた。

 



「私のストレス発散法についてですか?正直に言うと、

 スマホを持たずに外を散歩することが一番ですね。」

 

 

 

「都会の喧騒から離れて、自然の中を歩くのが好きです。

 特に何も考えず、ただ歩くだけ。

 これが私にとってのリフレッシュの方法です。」



インタビュアーはメモを取りながら頷く。

続けて、靄嶌は自分の考えをさらに深めた。



「もう一つの方法は、何もしないことです。

 つまり、ただボーっとするか、眠ることですね。」

 

 

 

「私たちは常に何かをしていなければならないという

 プレッシャーを感じがちです。」

 

 

 

「でも、そうした焦りこそがストレスの

 原因になるのではないでしょうか?」

 



インタビュアーは興味深そうに尋ねた。

「それでは、何もしない時間をどうやって作るのですか?」

 



靄嶌は微笑んで答えた。

「意識的に予定を空けるようにしています。

 例えば、一日のうちに何も予定を入れない時間を作るんです。」

 

 

 

「その時間は何もせず、

 自分だけの時間として過ごすようにしています。」



「それは興味深いですね。」

インタビュアーは感心した様子で言った。

 

 

 

「具体的にどのくらいの頻度でそうした時間を取るのですか?」



「できるだけ毎日取るようにしていますが、

 忙しい時は週に一度でも十分です。

 重要なのは、定期的に自分のための時間を持つことです。」



インタビュアーは頷きながらメモを取り続けた。

「それでは、最後に読者に向けて何かメッセージはありますか?」



靄嶌は深く息を吸い、静かに言った。

「ストレスを発散するために何かをやらなければならないと

 固執するのではなく、時には何もしないことも大切です。」

 

 

 

「その時間が、心と体をリセットするための

 貴重な時間になると思います。」



インタビュアーはその言葉を聞きながら、

靄嶌の持論に深く共感した。

 

 

 

彼のシンプルなストレス発散法は、

現代の忙しい生活において忘れがちな

大切な教訓を教えてくれるものだった。

親孝行の真髄を語る靄嶌翔

 


作家の靄嶌翔(もやしましょう)は、

親孝行について独自の見解を持つことで知られています。

 

彼は一般的な親孝行の概念とは一線を画し、

「放置プレイこそ真の親孝行」と主張します。

 

この思想を詳しく聞くために行われたロングインタビューでは、

彼の哲学と実践例について詳しく語られました。

インタビュアー:親孝行と聞くと、親に対して尽くすことや、

        感謝の気持ちを形にすることを思い浮かべますが、

        靄嶌さんは「放置プレイこそ真の親孝行」

        とおっしゃっていますね。

        これはどういう意味でしょうか?

靄嶌翔    :はい、確かに一般的には親孝行というと、

        親に対して尽くすことや、

        何かしらの形で感謝の気持ちを

        表現することが重視されがちです。

        しかし、私の考えでは、

        親に対する本当の感謝や尊敬は、

        彼らの人生に干渉せず、

        彼らが自らの道を歩むことを

        尊重することにあります。

        つまり、親の人生に割り込まず、

        見守ることこそが真の親孝行だと思うのです。

インタビュアー:なるほど、具体的にはどのように実践されていますか?

靄嶌翔    :私はまず、親に対して自立を促すよう心がけています。

        彼らが何か問題を抱えた時でも、すぐに手を貸すのではなく、

        彼ら自身が解決策を見つけることを待つのです。

        もちろん、全く無視するわけではありません。

        親が本当に困っている時にはサポートしますが、

        それでも最初の一歩は彼ら自身に

        踏み出してもらうようにしています。

インタビュアー:それは親にとって厳しい状況に

        なることもあるのではないでしょうか?

靄嶌翔    :確かに、親にとっては時に厳しいかもしれません。

        しかし、親も一人の独立した個人です。

        私たちが子供として彼らを過保護に扱うことは、

        逆に彼らの成長や自立を妨げることになります。

        彼らが自分自身で問題を解決し、自信を持つことで、

        より豊かな人生を送ることができるのです。

インタビュアー:親を見守るという姿勢について、

        もう少し具体的に教えていただけますか?

靄嶌翔    :親を見守るというのは、

        ただ単に放っておくことではありません。

        常に彼らのことを気にかけていることを示すことが大切です。

        例えば、定期的に電話をかけたり、訪問したりすることです。

        ただし、その際にアドバイスを押し付けるのではなく、

        彼らの話をよく聞くことが重要です。

        親が自分の考えを持ち、

        自分の意思で行動することを尊重することが大切です。

インタビュアー:靄嶌さんご自身の経験から、

        この考えに至ったきっかけは何かありますか?

靄嶌翔    :私自身、親に対して過保護になりがちな時期がありました。

        しかし、ある時、親が自分の力で困難を乗り越えた姿を見て、

        その成長に感動したのです。

        それ以来、親を見守り、彼らが自分自身で成長する

        機会を与えることの重要性を感じるようになりました。

インタビュアー:最後に、読者に対してメッセージをお願いします。

靄嶌翔    :親孝行の形は人それぞれですが、

        私は親を一人の個人として尊重し、

        彼らが自分自身で人生を切り開くことを

        見守ることが大切だと信じています。

        放置プレイという言葉には少しユーモアを込めていますが、

        本質は親の自立を促すことです。親を見守りながら、

        自分自身も成長していきましょう。

現代小説「こんな毎日意味ねぇよ」靄嶌翔


シナリオ


概要


この物語は、日常の虚無感や意味の無さに悩む

現代の若者たちを描いた現代小説です。

 

主人公たちは、それぞれが抱える悩みや問題に対して、

何の解決策も見出せず、ただ毎日を過ごしている。

 

しかし、彼らの人生に少しずつ変化が訪れ、

次第に自分たちの存在意義や

生きる意味を見出していく過程を描きます。

キャラクター


主人公 佐藤 晴斗 (さとう はると)
 

年齢:25歳
職業:コンビニエンスストアのアルバイト


特徴:自由奔放で無気力、夢も目標もなく、ただ日々を過ごしている。

   友人や同僚に対しては一見楽観的に振る舞うが、

   内心では深い虚無感を抱えている。


友人:山田 涼介 (やまだ りょうすけ)

年齢:25歳
職業:フリーター


特徴:晴斗の幼なじみで、

   常に何か新しいことにチャレンジしようとするが、

   何をやっても長続きしない。

   自分探しの旅を続けているが、

   結局は何も見つけられずにいる。


同僚: 高橋 彩香 (たかはし あやか)

年齢:23歳
職業: コンビニエンスストアのアルバイト


特徴:快活で明るい性格だが、

   実は家庭の問題や将来への不安を抱えている。

   晴斗に対して密かに好意を持っているが、

   自分の気持ちに素直になれない。


学生:中村 陽子 (なかむら ようこ)

年齢:19歳
職業:大学生


特徴:勉強熱心で真面目な性格。

   将来の目標は明確に定まっているが、

   そのプレッシャーに押しつぶされそうになっている。

   晴斗との出会いが彼女の考え方に大きな変化をもたらす。


謎の老人:井上 賢治 (いのうえ けんじ)

年齢: 70歳
職業: 定年退職者


特徴: 人生経験が豊富で、晴斗たち若者に

   対して深い洞察を持つ。

   彼の言葉が、登場人物たちにとって

   人生のヒントや気づきを与える。


プロット


1日常の描写

 

晴斗は毎日同じような日々を過ごし、

友人や同僚との他愛のない会話が続く。

 

しかし、その背後にはそれぞれが抱える悩みや

問題が見え隠れしている。

2変化の兆し

 

彩香との交流や陽子との出会いを通じて

晴斗は少しずつ自分の内面に向き合い始める。

 

涼介も新たなチャレンジを試みるが、

結果は芳しくない。

3井上賢治の登場

 

井上賢治がコンビニに訪れ、

晴斗や彩香、陽子と話をする。

 

彼の言葉が、登場人物たちに

新たな視点や生き方のヒントを与える。

4自己探求

 

晴斗たちはそれぞれの悩みや

問題に向き合い始める。

 

彩香は家庭の問題を解決し、

陽子はプレッシャーから解放される方法を見つける。

涼介も自分の真の目標に気づく。

5新たな一歩

 

最終的に、晴斗たちは自分たちの存在意義や生きる意味を見出し、

前向きな気持ちで新たな一歩を踏み出す。

それぞれの未来に向けた希望が描かれる。

テーマ


日常の虚無感とその克服


若者たちの自己探求と成長


人生の意味や目的を見つける旅


この物語は、現代の若者たちが直面する

問題や悩みに共感しながら、

彼らの成長と変化を描きます。

 

読者にとっても、

自分自身の生き方や価値観を

見つめ直すきっかけとなる作品です。

コメディRPG小説

 

『悪辣な魔女の呪いで「人面猫」にされた

 Fラン底辺モブザコ村人だったオレは

「長靴を履いた人面猫」になって

 カリスマ飼い主を求めて遮二無二流離った件

(顔が人間・身体が猫だし、無情で歪な銀世界!!

 人面猫であるオレの寿命は13年!!

 もう一刻の猶予もないっっ!!

 カリスマ飼い主よ!!

 どうかオレをユートピアへ

 導いてくれぇぇ~~っっ!!)』

キャラクター


主人公(人面猫):ネコサン

特徴:元はFラン大学を卒業した底辺モブ村人。

   悪辣な魔女に呪われ、顔が人間で身体が猫になった。

   寿命は13年しかない。


能力:人間の知恵と猫の身体能力を併せ持つ。

   素早い動きと敏捷性に優れるが、

   猫の本能に左右されることもある。


目標:カリスマ飼い主を見つけて、

   自身ユートピアへ導いてもらうこと。


カリスマ飼い主候補1:シルヴィア

特徴:美しい貴族の娘。優雅な生活を送っているが、

   実は冒険心に溢れた性格。


能力:高い魔法の才能とリーダーシップ。

   彼女と組むことで、

   ネコサンの寿命を延ばす方法を探ることができる。


カリスマ飼い主候補2:バーナード

特徴:筋骨隆々の騎士。外見は厳ついが、

   動物愛に溢れる優しい心の持ち主。


能力:強力な戦闘スキルと防御力。

   ネコサンを守るために力を尽くす。


カリスマ飼い主候補3:ジーナ

特徴:知識豊富な魔法使い。

   孤独な生活を送っており、友達を求めている。


能力:様々な魔法を使いこなす。

   ネコサンの呪いを解く鍵を持っているかもしれない。


悪辣な魔女:イーヴィルナ

特徴:ネコサンに呪いをかけた張本人。

   強大な魔力を持ち、冷酷無比な性格。


能力:暗黒魔法と呪いの使い手。

   ネコサンの旅を妨害するためにあらゆる手段を講じる。


シナリオ


プロローグ


ネコサンはFラン大学を卒業したものの、

就職もままならず、村で底辺生活を送っていた。

 

ある日、村に現れた悪辣な魔女イーヴィルナによって

呪いをかけられ、顔が人間で身体が猫になる。

 

寿命が13年しかないことを知り、

カリスマ飼い主を見つける旅に出ることを決意する。

第1章:出発の村


ネコサンは村を出て、

最初のカリスマ飼い主候補であるシルヴィアに出会う。

 

彼女はネコサンを気に入り、一緒に旅を続けることになる。

ネコサンはシルヴィアの魔法の力を駆使して、

自身の寿命を延ばす方法を探る。

第2章:騎士との出会い


次に出会うのは、動物愛に溢れる騎士バーナード。

彼はネコサンを守るために戦い、共に悪辣な魔女の手先を退ける。

 

バーナードの優しさと強さに触れ、

ネコサンは彼をカリスマ飼い主として信頼する。

第3章:孤独な魔法使い


旅の途中で出会うのは、知識豊富な魔法使いジーナ。

彼女はネコサンの呪いを解く鍵を持っているかもしれないと考え、

一緒に旅をすることになる。

 

ジーナの魔法の力を借りて、

ネコサンは呪いを解く方法を見つけるべく努力する。

第4章:魔女との対決


ネコサンと仲間たちはついにイーヴィルナの城にたどり着く。

彼らは力を合わせて魔女と戦い、呪いを解く方法を見つける。

 

最終的には、ネコサンはカリスマ飼い主を見つけ、

ユートピアへと導かれる。

エピローグ


呪いが解かれ、ネコサンは元の姿に戻るか、

それとも新しい形で幸福を見つけるか。

 

それぞれのカリスマ飼い主候補との絆を深めながら、

ネコサンの新たな生活が始まる。

このように、ネコサンの冒険と出会いを通じて、

ユーモラスで心温まる物語が展開されます。