京都南山城紅茶 -3ページ目

2011オータムナル試作②


南山城紅茶



地域で支える地域ブランドを目指して


寒くなると茶葉も硬化が始まり、試作した時期はギリギリセーフというコンディション。
とは言っても春の柔らかい新芽に比べると茎も硬くなっている。

少しでも良い紅茶をと言う思いが人の手を動かす。
硬い軸の部分を取り除き、柔らかい葉の部分を選んで集める。
手間がかかる作業にも時間をかけ「少しでも良いものを」とホンモノづくりを追求。

初日はプロジェクトのメンバーが「地域の人にも紅茶づくりを手伝ってもらったら・・・。」

と言うあるメンバーのひと言から地域の人も関わってくれることに。
ダメもとで呼びかけたにも関わらず3名の地域の方にお越しいただき
延々と茶葉の軸を取るという作業に協力いただきました。
2011オータムナルは、そうして柔らかい部分を厳選した茶葉を使っているのです。


選別のボランティアに協力いただいて思うことは

従来の南山城村の農業は作り手ですべて完結していたように思えます。
お茶の産地と言うことは知っていても農家以外は関わることはほとんどない。
こうして地域の人たちが関わっていただいたことで
地域の人たちもお茶への関心や愛着も今までとは違ってくるのではないかと。

それが地域で支えるということなんだなと感じました。

南山城紅茶は地域の人たちが飲み手や使い手で地域の支え手となって
従来の緑茶も含めて地域が誇りを持てるようなお茶となるように

地域で支える地域ブランドに育てられたらと願っています。



2011オータムナル試作①


南山城紅茶  

 (指導いただいた清水敬一さん(写真左)と南山城紅茶プロジェクト中窪耕司代表(写真右)



南山城村で紅茶づくりが始まった!


2010年秋の試作に続き、2011年シーズンもファーストフラッシュ、セカンドフラッシュの加工を
烏山製茶工場の清水さんに委託。
その清水敬一さん、和行さん親子を南山城村に招き、いよいよ南山城村で紅茶づくりが
始まりました。
当初はもう少し早い時期に実施する予定が東日本大震災の影響もあり
10月19日から22日にようやく南山城村での試作が実現。

代表の中窪耕司さんら地元のお茶生産者による新たなものづくりが始まりました。


紅茶工房は、ものづくり施設「は・ど・る」として再利用が始まっている旧田山小学校の教室。
どこか懐かしい木造の教室に設備は中古で揃えた揉捻機(じゅうねんき)と乾燥機。
萎凋棚は使用していない生葉コンテナを代用。
地域の人にお願いして作ってもらった手作りの発酵棚と発酵はネットで買った園芸用の温室。
煎茶やてん茶の設備に比べものにならない設備で南山城紅茶の試作は始まりました。





リンク

●南山城村役場公式ホームページ

  http://www.vill.minamiyamashiro.lg.jp/


●南山城村情報プラットフォーム「むらぷら」

  http://bt-nippon.or.jp/minami-yamashiro/


●むら@京都

  http://ameblo.jp/mura-at-kyoto/


●南山城村商工会

  http://minamiyamashiro.kyoto-fsci.or.jp/


●ワイズティーネットワーク 「紅茶で世界をハッピーに☆」

  http://ameblo.jp/y-teaowner/