意外な抜け道(IELTS) | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

IELTS(アイエルツ) という、主にイギリスの学校に
応募するときに必要な英語のテストがある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/IELTS

実はアメリカの大学でも、
TOEFL (トフル) の代わりにIELTSのスコアを
受け付けているところが結構ある。

今さら新しいテストの対策なんてとんでもない><
と思っていた私だけれど、最近になって
「今さらすぎるけど、やっぱり受けてみよう!」って思った。

その理由は・・まずは、これを見てダウン

黄色い花 TOEFL と IELTS のスコア換算表
    http://www.jasac.com/toefl/ielts/

※IELTSは、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングを
それぞれ1~9点で点数をつけ、最後に平均点を出す仕組み。

TOEFL IELTS
100 7.0
88-89 6.5
79-80 6.0

私のTOEFLの点は85点なので、
IELTSだと 6.0点 か 6.5点 は取れることになる。

そして、大学の応募条件をよく見ると、
TOEFLとIELTSの点数のバランスがかなりバラバラ目

例えば。。
TOEFL90点 または IELTS6.0点 、
TOEFL100点 または IELTS6.5点 でOKの大学がある。

なぬ~?!ショック!

TOEFLで100点を取るのは難しいけど、
IETLSで6.5点はもしや取れるんじゃないか?

しかも、IELTSのテストは、
TOEFLよりも全体的に簡単だって言われているし。。

早速申し込もうとするが、2ヶ月先でないと申し込みができない。
出願はほぼ終わっている時期だけれど、
2012年2月の試験にダメもとで応募してみることにした。
日本英語検定協会 http://www.eiken.or.jp/ielts/index.html

友達に教えてもらったオススメの参考書を買って早速勉強。
※この2冊は、IELTSの試験会場でほとんどの人が持っていたほどの定番。
『IELTS実践トレーニング』
『Cambridge IELTS 8 Self-study Pack 』
しかし、あろうことかせっかく買ったのに、
上の黒本のリーディングとリスニングのサンプル問題を
1つずつ(計6ページくらい)解いただけで
本番の日を向かえてしまった叫び ひゃ~。

朝の7時50分集合で、眠い目をこすって行くと・・
何かのトラブルで1時間以上開始が遅れたDASH!
どっと疲れ、ようやく試験が始まる。

ヘッドフォン リスニング

聞き取りながら、一生懸命解答用紙に鉛筆で丁寧に答えを書いた。
なので書きながら聞き逃したところがいくつもあった。
ところが、、最後に10分間、答えを記入する時間がとってあったのだ叫び
なぬ~~~!?
つまり、聞いている間は簡単なメモだけ取って、
あとでそれを時間をかけて解答用紙に書き写せばよかったのだ。
最後の10分間、私だけがとても暇そうにしていた汗

本 リーディング

TOEFLより確かに問題の数が少なく、
簡単に見えたので余裕をぶっこいていたら、
最後に時間が足りなくなった叫び
ちょっと調子に乗りすぎた、反省ガックリ

メモ ライティング

パソコンではなく手書きだということに気づいたのは、
なんと当日試験会場に着いてから。
どうりで時間の割に書く文字数が少ないわけだ、、ガーン

カラオケ スピーキング

TOEFLと違って、ネイティブの人と面接みたいな感じで質問に答える。
勉強は一切していないので、ぶっつけ本番。
途中、あろうことか 「walking」 と 「working」 を聞き間違えてしまった。
「あなたは子供の頃から働くのが好きなの?」 
という質問に、あれ?目となり、
しまった!叫び 散歩の方か~、と気づき、
「ごめんなさい!勘違いしました!」 と大慌てあせる


こんな感じで、テストは終わった。
あ~~、できることならもう1度受けたい。
もう1度受けられるなら、絶対点数を上げる自信があるのに・・しょぼん と後悔ばかり。

後日、恐る恐る点数を見てみると・・
リスニング 6.5 リーディング 7.5 ライティング 6.5 スピーキング 6.5 で
なんと平均 7.0 が取れていた!奇跡キラキラ目

この頃大学への出願はすでに7校終わっていたけれど、
とにかくTOEFLの点数が足りなかったところに急いでメールをして、
「IELTSで条件を満たした!」 とアピールしスコア送付の手続きをとった。
ある大学は、「いちおう選考部門に伝えるが、その結果を配慮するかは分からない」
という返事だったし、
「分かりました、スコア待っています」 となかなか好反応な大学もあった。

IELTSで7.0取れたことで、
TOEFLの点数が足りなかった大学は
なんだかんだで全て条件を満たすことができたのだった。ひらめき電球

あ~~~~、こんなことならもっと早くIELTS受けておくんだった!><
そうすれば、もっと強気でトップ校を狙えたのに、、と悔やんでも後の祭り。

そして、IELTSで7.0ということは、TOEFLでいうと100点に相当する!
やっぱり100点くらいの実力はすでにあったんだよ!
と自分を励ましてみたりして。

IELTSの勉強をほとんどしなくても点が取れたのは、
今までのTOEFL用の勉強のおかげ。
成果が全くでなかったTOEFLの勉強も、
ここでムダにならなくて、本当によかった。

あぁ、これで長い長い英語のテスト勉強から
開放されたんだなって思った。
久々の開放感だった。
色々あったけど、私はこの結果に満足しています得意げ


P.S.TOEFLでなかなか点数が伸びない人は、
私みたいなことがあるかもしれないので、
IELTSも1度受けてみることをオススメします☆