そのうち、1個くらいはずっと継続する、
くらいの確率なんじゃないかな?」
と、何となく初めに思ったので
浅く広く活動をやってきた。
よかったのは、どれかが行き詰っても
どれかは進めることができたこと。
幅広く活動ができたおかげで、
色んな経験ができて
結果的にはよかったかな?

【2年間の活動まとめ】 ・・・・・・・・・・・・


活動が軌道に乗るか乗らないか、
という段階だったので
とにかく売り上げを上げることに専念した。
1.啓発イベント
定期的に開催されるようになって、よかった☆
<2008年>
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10216944843.html
・スポンサー金 : 21名より 144 000FCFA (約30,000円)
・当日の募金額 : 42 025FCFA (約8,000円)
・コストを引いた利益 : 16 355FCFA (約3,000円)
・広報活動 : ラジオ番組出演2時間 (現地語)、新聞掲載1ページ
<2009年>
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10413458655.html
・スポンサー金 : 25名より 380 100FCFA (約76,000円)
・当日の募金額 : 35 995FCFA (約7,000円)
・コストを引いた利益 : 235 995FCFA (約47,000円)
・広報活動 : ラジオ番組出演2時間 (現地語)、新聞掲載
GOLFE(ゴルフ)テレビ放送
2.ござ作り
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10204744051.html
う~ん、あんまりメンバー参加できてないし
効率悪いのでそろそろやめた方がいいかも・・?
・売上げ : 4枚 8 000FCFA (約2,000円)
・コストを引いた利益 : 3 750FCFA (約700円) の赤字

3.キーホルダー作り
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10244832894.html
キーホルダーの売上げで
新しい活動が始められたのはよかった。
お土産用キーホルダーは、
継続性が無いと思い現状維持にだけ努めた。
自分たちでも継続していけるようにまでできたらよかったな。
・売上げ : 637個 146 350 FCFA (約30,000円)
・コストを引いた利益 : 20 065 FCFA (約4,000円)
・メンバーへの還元 : 参加手当て 65 350 FCFA (約13,000円)
製作手当て 25 450 FCFA (約5,000円)
4.石鹸作り
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10249857106.html
「視覚障害者には苛性ソーダを扱うのは危険だから、
石鹸作りは止めよう」 だなんて、
最初から分からなかったんだろうか・・ (-_-)

・売上げ : 3回の製作 27 625 FCFA (約5,400円)
・コストを引いた利益 : 5 850 FCFA (約1,200円) の赤字

5.バッジ販売
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10425571653.html
9ヶ月間数え切れないほど教育省に行ってお願いした
「高校での販売許可証」 が
あと1週間で下りそうだったのに><
残念~。
しかしよくまぁこんなに売ったもんだ。
・売上げ : 8845枚 221 125 FCFA (約44,000円)
・コストを引いた利益 : 123 050 FCFA (約25,000円)
・メンバーへの還元 : 50 600FCFA (約1万円)
6.マイクロクレジット
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10405277192.html
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10528802135.html
今回で色んなことを学んだので、
次回は絶対にうまくできる自信があるんだけどなぁ。
・貸出し金額 : 計15万FCFA (約3万円) を4人のメンバーで分けた。
1人あたり 37 500FCFA (約74,000円)
・返済予定額 : 1人あたり 45 000FCFA (約9,000円)
計180 000FCFA (約36,000円)
・実際に期限内に返済された金額 : 97 000FCFA (約19,000円)
・返済率 : 62%

反省点は2つ。

・ 1人当たりの貸し出し金額が高すぎた
・ 計画を立てる前に貸し出すメンバーを
前リーダーの独断で決めてしまった。
最初に計画を立てて、
計画の内容で貸し出すメンバーを決めるべき。←重要

1人1人に貸し出す金額は、
決められた金額ではなくそれぞれであるべき。
※その他の活動

http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10476304667.html
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10565356347.html
リーダーを含めた役員の交代と県庁への書類の手続き
ワンマンではなくなり、グループの継続性が高まった。

http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10528785179.html
定期的にお金が得られる仕組みが
できたのはよかったかな。
お金の使い方で、こういう使い方があるということを
メンバーに知ってもらえたのもよかったと思う。
・預け金額 : 計 315 000FCFA (約63,000円)
・利子 : 2ヶ月ごとに 計86,000FCFA (約17,000円)
1年間で 516 000FCFA (約13万円) の予定

福祉センターにお願いする「白い杖」 と
商売を始めるための資金 「社会援助」 申請の
手続きを手伝った。
残念ながら今回は間に合わなかったけど、
必要な書類が分かったので
来年はきっとできるといいな☆

http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10405306525.html
~コメント~
・啓発イベントの募金とバッジ販売で、
たくさん売上げを上げたけど、
よく考えてみると結局どっちも援助なんだよね・・。
今後自分たちで継続していけるような生産活動ができればいいだけど。
・どんなに売り上げを上げたって、
お金の使い方 (長期的な計画) を知らないと意味がない。
会のお金にしろ個人のお金にしろ。
難しいけど、どうやってお金を増やしていくか
きちんと1人1人が計画を立てられるようになることが
大切だと思った。

引き継ぐ活動も無く、全てが手探り状態。
1人では無理、と思ったので
とにかく1人でやらないようにだけ気をつけた。
1.女性グループの再編成
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10232381271.html
約30グループを巻き込んで
「CEGF」 と名前の女性グループ連合組織を作ったけど、
ちゃんと機能していくにはもうちょっとかかりそう。
もう少し全体を巻き込んで活動したかったんだけど。
2.野菜作りの研修
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10356631816.html
2009年9月17日と18日の2日間
5グループ・8名を対象に野菜作りの研修を行った。
3.マイクロクレジット
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10438325156.html
2グループ (計15名) のリストをCCECという金融機関に提出。
その後あらゆる手段を使って催促をして
何とか貸出し前の研修まで漕ぎ着けたのだけど、
貸出し直前で私の任期が終わってしまった。><


ここまででも本当に長い道のりだった。

マイクロファイナンス省を何度も訪問して、
CCECにマイクロクレジット用の資金を渡すように頼んだりもした。
ついに2010年3月、何百万フランものお金がCCECに渡された。
そのお金は残念ながら、他のグループに回され
私のグループまで回ってこなかった。
見かねたマイクロファイナンス省が、
今後ASMAB (アズマブ) という
金融機関と一緒に働くことを決めた。
私の催促のおかげでCCECにお金が渡り、
他の女性グループへのマイクロクレジットが促進されたのだから
それはそれで貢献できたのかな、と思う。
さらに私が直接マイクロファイナンス省に訴えたおかげで
CCECがいかに機能しないか、ということが発覚し、
マイクロファイナンス省があらたな金融機関と
パートナーを組むことを決めたことも私は大きかったと思う。
1人でできることは限られているけれど、
間接的に自分の与えた影響は少なくなかった、かも。
4.お店と会議室の建設
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10414410609.html
http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10542374169.html
「小さなハートプロジェクト」
の申請が通って建設を行うことができた。
・広さ : お店 3m×2.5m
会議室 3m×4m
・建設期間 : 2010年3月17日~6月11日
・予算 : 1 429 645FCFA (約28万円)
・実際にかかった金額 : 1 589 700FCFA (約31万円)
女性グループ活動の足がかりがようやくできて、
これからが一番難しく面白いところなのに本当に残念><
せめてお店が軌道に乗るまで、
もうちょっと関わりたかったなぁ。
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2年間かけて、「意外に自分でもこんなにできた」
という思いと 「これくらいしかできなかった」
という思い2つがある。
漠然ともっと何かできたような気もするけど、
それは次回への自分の課題として
受けとめていこう。
自分なりに与えられた環境の中で
できることはやったと思える。
全てをリセットして
もう1回2年前に戻ってやり直しても
結果は同じようなものになるだろうし。
協力隊に参加した理由は
「困難な状況の中で自分がどこまでできるか
試してみたかった」 から。
そういう意味では、
自分の中では納得しているし満足している。
