エイズの研修 | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

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旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

視覚障害者グループで、
エイズの研修を行った。

これは、私は完全にノータッチ。
(後で、報告書だけ書いた)

以前マイクロクレジット (小額融資) を支援してくれた、
コトヌにある視覚障害者団体が
企画したプロジェクトである。

1ヶ月前、コトヌで1週間
エイズの研修を受けた視覚障害者グループの会長が、
今回は自分が教える側となって、
メンバーに対して研修を行ったのだ。

もともと、研修を受けた人が地元に戻って、
他の人に研修を行う、というプロジェクトだったらしい。

15名のメンバーが参加し、約3時間の研修の中で
エイズとは何か、
エイズはどうやって感染するか、
エイズはどうやって予防するか、
コンドームの使い方、
などを教わっていた。

基本的な内容だったので、
もともと私が知っていることがほとんどだったけど、
新しい発見もあった。

エイズの検査は保健センターで無料でできること、
それから、「この人はエイズだ」 と公衆の面前で言うと、
正式な罪となり、5~10年刑務所にいるか、
500万フラン (約100万円) 以下の罰金になること、
ベナンの感染率は女性が7%で男性が2%ということ、など。

・・ほ、本当かなぁ??汗

今回の研修には、2万フラン(約4000円)
の支援が入り、交通費、参加手当て、食事代で
メンバー1人あたり 1200フラン(約200円) が配られた。

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-エイズ研修  真剣に話を聞くメンバー達

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-エイズ研修

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-エイズ研修  コンドームの使い方を教わるメンバー


そして同じ日、アブランクーで 
「黄熱病」 の
予防接種キャンペーン
を行っていたので、
メンバー10人が予防接種を受けに行った。

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-予防接種  

これは、国連のユニセフと保健省などが
協働で行っているプロジェクトで、
10年に1度だけ行われるらしい。

確かに、黄熱病の予防接種は10年に1度だけするものだが、
今回の機会を逃してしまったら、
10年間受けられないらしい><

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-予防接種  い、痛い!

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-予防接種  イエローカードを発行していたのは、町の電気屋さん。な、なぜ・・?

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-予防接種  痛かったけど我慢したよ、えらいでしょ。

エイズの研修にしろ予防接種にしろ、
こういうことも自分たちの力で情報を共有し
できるようになっている姿を見て、
何だかよかったなって思った。得意げ