朝からトラブル続きだった。
スピーチを依頼していた
来賓の前日・当日キャンセルが相次ぎ、
開始予定時間の9時になっても
イベントが始められなかったのだ。
他のイベントが重なって・・
研修があって・・
仕事が入って・・
お母さんが病気で・・
もうなんで~?!

代理の人を急遽派遣してもらい、
ようやく10時頃になって
イベントを始めることができた。
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【イベント概要】
◆ 日にち :2008年12月13日(土) 9:00~15:00
◆ 場所 :アブランクー交差点広場
◆ 実施者 :視覚障害者グループメンバー16名
◆ 目的 :会の存在を周りに知ってもらうこと
視覚障害者の社会的地位の向上
◆ テーマ :je vais être moi-même (自分らしくあるために)
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<音楽演奏の様子>




◆ 内容 :会長のスピーチ
来賓のスピーチ
メンバーによる音楽演奏と歌、踊り
メンバーによる寸劇披露(視覚障害者の自立の話)
ござとキーホルダーの販売
◆ 来賓 :憲兵隊隊長 (代理)
家族児童省ポルトノボ支部の支部長(代理)
JICA調整員
アブランクー区長
市長 (代理、市長助役)
◆ スポンサー出資金 : 21名より144 000FCFA (約36 000円)
◆ 当日の募金額 :52 775FCFA (約13 000円)
◆ 広報活動 :バイクの宣伝屋、ポスター(白黒)50枚、ラジオ番組2時間(トリ語)、
新聞1ページ、テレビ局1社
<スピーチの様子>


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2日間だけの練習で、よくメンバーが
歌と寸劇を形にしたと思う。
寸劇は、練習した内容と結構違い、
正直アドリブだらけだったが、
ちょうどその頃観客数がピークになり
大いに盛り上がった。
言葉の壁があって普段は
ほとんど直接話をすることなかったメンバーと
一緒に寸劇に出たり、
踊ったり、笑い合ったりしたことで
何だかメンバーと少しでも一体になれた気がした。
とにかく大きなトラブル無く、
この日無事イベントが終了した。
よかった・・(ノ_-。)
それは私だけの力じゃない。
CPS上司の欠席により急遽司会を
引き受けてくれたNGOの人、
当日足を運んでくれた調整員の方と隊員10名、
出資してくれた人、
おひねり&募金を進んで回収してくれた家族児童省の職員、
視覚障害者グループのメンバー、
この活動を残してくれた前任者・・
色んな人に助けてもらって
ベナンに来て半年、
1つ自分の活動が形になって
とにかく嬉しいというより、安心したのだった。