良書2冊 | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

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旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

ベナンに来て、社会企業 (ソーシャルベンチャー)
に興味を持った私。

※参考記事 「社会を変えるを仕事にする」 http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10393826166.html

※社会企業 : 社会問題 の解決を目的として収益事業に取り組む事業体の事
                               ~ウィキペディアより~

その社会企業について、
探してみれば結構本が出ているのである。
その中ですでに良書が出ているとは知らなかった。目

例えば次の2冊。
ビジョナリーカンパニー【特別編】 ジェームズC コリンズ

非営利組織の経営―原理と実践  P.F. ドラッカー
この2冊の著者は、
『経営学の巨匠』 と言われる人たちで、
ビジネス界では恐ろしく有名な人たちである。

その人たちが、社会企業・非営利組織の分野の
専門書も書いていたとは知らなかった><

2冊とも社会企業と言えど、
「成果を上げることの大切さ」 を何度も強調している。

ここで言う成果は、一般企業と違って 「お金」 ¥ ではなく
使命に沿った実績のこと。

「使った資源に対してどれほど効率的に使命を達成し、
社会に際立った影響を与えたか」
~ビジョナリーカンパニー【特別編】 より~

そのために、シンプルで明確な使命を持つことの大切さや
偉大な組織を作るためのマネジメント、
人事の方法、リーダーとしてのあり方が
一般企業との共通点・違いを明らかにしながら
分かりやすく書かれている。

アメリカではビジネス界の一線で活躍した人たちが
その後方向転換をして、
社会企業の分野で活躍している人も多いようだ。
そこではビジネス界で身につけたスキルや
ノウハウを十分に活かしている。

今、(特に日本の) 国際協力の分野では
ビジネス界でも通用するレベルの人物と仕事が
求められているんだろうなと感じる。

そして、社会の問題を解決するという同じ目的を持った
社会企業の分野から、学ぶべきことはかなり多いと感じた☆