視覚障害者グループの集まり。
私がエジプト研修でいなかった
2週間の間で起こったことを
会長が説明してくれた。
その話を聞いて、びっくりした。

というより、あきれた。
市役所の人が、ある障害者グループの
リーダーを会に紹介した。
その人は数ヵ月後にドイツである会議に出席する予定で、
そこでキーホルダーを売ってくれるという。
その人は、会長と2人で交渉し、
50個 普通カラーのキーホルダー、
50個 ベナンカラーのキーホルダー、
計100個買ってくれることになった。
しかし、会長はベナンカラーのキーホルダーを
個人的に売るつもりだという。
・・また!?
も~~~嫌なんだけど

よく話を聞くと、以前キーホルダーを売ったことがある
ポルトノボの博物館にも
すでに個人的にキーホルダーを販売したらしい。
それをいかにも誇らしげに語るのだ。
なんで?!
・・・すっかり意気消沈して落ち込んでいると、
メンバーの一人が突然
エジプトのお土産が無いことにキレだした。
「俺たちは障害者なんだぞ!」
・・今はお土産の話なんかしてない!!


あまりにも腹が立って、帰った。
くやしくて、くやしくて・・。
今回、会長と正面から議論をする気は無かった。
悪いことだと全く思ってない会長の意見を
私が変えることは難しい。
だけど、あらゆる手を使ってやめさせよう。
断固、阻止。
これが続くようなら、もうこの会を手伝う気は無かった。
それが、私の最終的な覚悟であった。