2年生Sくん。
帰りの会の時、空っぽの水稲を見せてくれました。
S「今日は3回もお茶入れてもらって、もう空っぽ~」
私「そうなん?お茶、入れようか?」
S「いら~ん」
私「帰り道大丈夫?喉乾かへん?」
S「だいじょ~ぶ~!水筒空っぽにしたいねん~」
私「どういうこと?」
S「空っぽにしたらほら~、リュックが軽くて済む!」
私「あ~、なるほどね~!!それは考えたなぁ~」
S「うん、軽い軽い~」
そう言ってSくんは水筒をリュックの中に詰めていました。
私「あれ、朝に来てたジャンパーは~?着て帰らへんの?」
S「それもここ~!今外が暑いから、脱いでここにまとめた~」
私「あら~!賢いなぁ~!!そうやって自分で工夫してるの、
すごいやん!!」
S「えへへ~」
褒められて恥ずかしそうに笑うSくんでしたが、少し前は、
重いからと色々なものをクラブに置いて帰ってしまうことが
多かったので、自分で荷物を工夫して入れたり軽くなるように~と考える姿に感心しました。
みんな、少しずつであっても確実に成長していくのだと、
改めて思いました。
そんな姿を見て、私たち支援員の一番大きな仕事は、
そんな子どもたちをじっと見守って、できた時に一緒に
「できたやん!」と喜ぶことなのかなって思いました。
つい「やってほしい」「やったほうがいい」の大人のおもいが
先行して口出ししてしまいがちだけど、そこをぐっと抑えて
見守り、時にはアドバイスはするけど、それでも見守り・・
子どもが最後まで自分でやり遂げるのを見届けること、
それを「すごいね」って褒めること。
そんな小さな積み重ねが、子どもたちの大きな自信に
つながっていくのかもしれないと思いました。
我が子でも同じで、つい口出ししてしまうけど
そこは我慢して。
子どものちからを信じて見守ろう!と思います^^