1年生Tくん。
少し支援のいる人で、大人の手を借りることが多い人です。
帰りの会の時。
3年生Rくんと2年生Mくんがふざけて寝転がって、なかなか
最後の挨拶ができませんでした。
支「Rくん、Mくん、リュック背負って座ってよ~。みんな
さようならができなくて待ってるよ~」
2人でふざけまわってなかなか座らないRくんとMくん。
すると、Tくんがすくっと立ち上がり
T「はい、これリュックね!これを背負って~」
TくんがRくんにリュックを背負わそうとしてくれるのです。
いつも自分がやってもらう側だったTくんの姿にびっくり
しましたが、すかさず「うわ~!!もうすぐ2年生になるTくん!さすがやわ~」とTくんに声をかけました。
T「はい、君もね!リュック背負って~、座る!!」
私「Tくん、助かった~ありがと~!!
さぁ、RくんもMくんも、最後の挨拶はしっかりしよう~」
まさかTくんが手伝いにくるとは思っていなかったRくんMくんも
素直にリュックを背負って座りました。
支「さようなら~」
子「さようなら~」
そのあとの掃除でも、Tくんは誰よりも雑巾がけをがんばって
くれて、とても頼もしい姿を見せてくれました。
助けてもらう側だったTくん。
次は1年生を引っ張ってくれる、頼もしいお兄さんとしての
姿を見せてくれそうです。
楽しみです^^