先日、倉吉図書館でアメリカのエッセイの棚を見ていると、おもしろそうなタイトルの本に出会いました。
アメリカの哲学者ロバートフルガムの著書で、アメリカでは大ブームを起こした本だそうです。
ご存知の方もあるかもしれませんね
タイトル通り、人生でもっとも必要な知恵は、大人になってからではなく、
幼稚園でみな学んでいるのだ・・・というエッセイを初め、いろいろなエッセイ集です。
何でもみんなで分け合うこと。
ずるをしないこと。
人をぶたないこと。
使ったものは必ずもとの所へもどすこと。
散らかしたら自分で後片付けをすること。
人の物に手を出さないこと。
誰かを傷つけたらごめんなさいということ。
食事の前には手を洗うこと。
トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。
つり合いのとれた生活をすること。
毎日少し勉強し考え少し絵を描き、歌い踊り、遊び、そして少し働くこと。
毎日必ず昼寝をすること。
おもてに出る時は車に気をつけ、手をつないで、離ればなれにならないようにすること。
不思議だなあと思う気持ちを大切にすること。
万国共通の、幼少期に身に着けるべき、人生の基本ルールのようで、
なんと、難しいルールだろうか・・・・
子供たちに教えたいことではあるけれど、果たして自分はできているのだろうか
エッセイですので、捉え方はいろいろですが・・・
ガツンとパンチをくらったような衝撃でした~
果たして、大人たちが皆、このルールを守れていたのなら、
決して今のような世の中にはならないはず・・・(かなり飛躍的な思考かもしれませんが)
たとえば、誰かを傷つけたらごめんなさいということ。
ができたのなら、国同士の戦争なんて起こらないのかもしれませんね。
まずは、できることからはじめよう・・
私に必要なのは、
使ったものは必ずもとの所へもどすこと。
まず、これだ
その点、モンテッソーリ教育は、この点はしっかり習慣としていますよね
やはり、哲学者いろいろな角度から、ズバッと
世の中を見ていますね
興味がある方は市立図書館へどうぞ~。
あんなにきれいな図書館が使えるだけで、ここの市民であることが、嬉しい私です
by MK