火曜日の幼児英語クラス、スタートしました
とは言っても、月曜日にも来てくれる Y くんです
火曜日は、まだYくん一人のクラス
なのでYくんにとっては、月曜日はグループレッスン、
火曜日は個人レッスンに自動的になってしまいます。
グループレッスンにも、個人レッスンにもそれぞれ、
良いところがあります
もちろんグループレッスンでは、ゲームや歌、踊り
などなど楽しいですし、社交面でも、お友達同士でも
助け合い、刺激しあったり
火曜日、ひとりでのレッスンでは、
じっくりと興味のあることをから取り組めました
まずは、トレインを組み立てながら、数を数えたり
トレインの色分けをしたり
そして、動物さんたちを並べて「お家」
に寝させました。
自分の心地良いように、先ずは環境をセットアップしてから
そして、
「ぞうさん」を持って、
`Hello, Y-kun! How are you today?`
すると、いつも、玄関での「ごあいさつ」
が恥ずかしいYくんも、
大きな声で、
`I'm fine, thank you!`
そこで、
`OK, I've got a few friends I would like to introduce you to...`
(Yくんを紹介したいお友達が、何人かいるから)
と、他の動物達でもごあいさつ
繰り返して、あいさつを練習する事、
動物の名前が何度も出てくる事で、
Yくんの自信もだいぶ出てきました
最後には、動物の名前が少し覚えられたかなと、
わざと、
「サル」を持って、
` I am an elephant!` ------ `NO!`
`I am a pig!`--------`NO!`
`I am a bear!`-----`NO!`
`I am a monkey!`----`YES!!!!`
ってな感じで、色々な動物を持っては、わざと違う
動物の名前を使って、確認していきました
子ども達から、話を聞きだす語彙を増やす(言葉の発達)
テクニックとして、良く
`Open Questions`(オープンクエスチョン)
と言うのが使われます。これは、
「はい」や「いいえ」で答えられる質問ではなく、
「何がすき?」、「どうして?」
などなど、たくさんの単語を使って
返事するように導くやり方です。
しかし、恥ずかしがり屋で、なかなか発言できない時や、
場を和ませる時など、
わざと、違ったものを、違った名前で呼ぶ事によって
リアクションを先ず得る事が大切な場合もあります
Y くんの場合にも、そうしました。
これは、「これは何?」
と聞いて、分かっていても恥ずかしくて
答えられないよりも、
「YES!」、 「NO!」
と元気なリアクションが欲しかった事、
そしてそこから自信がつくからです
人間って、不思議なもので
子どもも、大人も一緒
自分が分かっていて、相手が間違えると
どうしても発言したくなるものです
今回のレッスンで、貴重な時間
Yくんとの人間関係を少しづつ
作れました
そー言えば、よく
電車とかで立ち話している人が、
「えーっとあれあれ、あれだよ!」
と思い出せないでいるとき、
自分が分かっていると
ついつい知らない人にも
言いたくなりますよね
その心理です