今日の産経新聞(Yahooニュース)にベビー用品の対象年齢が
上昇していると言う記事がありました。
おむつも、25キロ(小学校2年生平均体重に近い)サイズ発売や、
ベビーカー(ストローラー)の4歳まで対象とした製品が、発売されるとか。(外国製)
ちなみに、日本のベビーカーは、体力面としつけ面から2歳までが対象のものばかり。
んんんん。。。
確かに記事にもあったように、便利さを追求していたら、満員電車で保育園に通うのに
はベビーカーが必要となるのかもしれないけれど、それでも、賛成はできません。
親の便利さを追求し始めたり、周りへの迷惑を考えたら、
きりがないと思うのですが
そもそも、子育てって
大変なもので、なかなか楽はできません
以前、イタリア人で、マリア・モンテッソーリの子孫の方(お医者様)の講習会でも、
「歩く事はできるのに、歩かせない。」は、かなり否定的な意見でした。
そこで、調べてみました。
NEWS WEEKより
「神経回路は領域的に発達する時期が異なる。だから、
経験がもっとも効果をあげる時期は、神経回路によってさまざまだ。」
例えば、
運動能力は、 出生前4歳半ばがピーク
感情の制御 0歳2歳前後
語彙 0歳
外国語 1歳
音楽 3歳
と言った具合に、発達のピークがあります。
と言う事は、運動能力が経験より発達するピークの時期に歩かないのは、どうかと
もちろん、専門家ではないので、みなさん色々な意見はあると思いますが
そして体力的な問題もありますが、スピード
「テレビは見せない方がいい」と言うのは、良く聞く事だと思いますが、
それは、子どもの脳で処理する情報量が多すぎるため(短時間)、そして一方的な
コミュニケーションとなるためと言われています。
絵本では1ページを、読む間にひとつの絵、そして子どものペースで
読まれます。会話もできます。
ベビーカーもそうなのではないでしょうか
大人のスピード押されるベビーカーから見る景色は、
早すぎるのでないでしょうか
バランスをとりながら、ヨチヨチ歩き
こけてみて、初めて土がいたかったり、アリを発見したり
風景、季節、温度、湿度、明るさを感じながら歩く
そんな余裕はないって言わないで下さい
大人にとっても子どもの目線で、何が見えているのか
分かるかもしれません
子ども目線で町を見渡すと、広かったり、建物がとっても高く感じたり、ちょっと怖かったり
ベビーカー問題は、やっぱり
「移動の手段」として定義するのか否かで、意見が分かれるのでしょうか
「早期教育」、や「受験」の低年齢化などで
小さな頃から、
暗記させたり、字が読めたり書けたり、たくさんすごい事ができたとして、
「脳」の発達ばかり促していくと、
なんだか、500年後には体は小さく、頭でっかちな
宇宙人のような体に人間は進化していくのかな~、とか
ちょっと思ったりします。
それにしても、最近のお子さんは、「足が長い」
うらやましい
って、話がそれましたが、
歩きましょう春も、もうすぐです