知性の芽生え | My Little House

My Little House

鳥取県倉吉にある、小さなインターナショナルモンテッソーリスクールです。

幼児から、中学生、大人の方の英語クラスもあります!

前置きが(説明)長くなってしまいますが叫び


2歳半頃から、知性が働き始めます!!

知性とは、対応づけ、段階づけ、分類など、ものを

考えたり、整理したりするときに必要な働きかけです。


0歳から3歳までの間に子ども達は、周囲の感覚的な

印象、色、形、大きさ、音の強弱、質感、さまざまなにおい、味

などをまるでスポンジの様に吸収し、蓄積していきます。


2歳半から3歳頃になると、知性が働き始め、

今まで吸収してきたものを、整理し始めることができます。


よく、「同じ仲間を探しましょう。」

「同じ形から同じ形へ、線を引きましょう。」

と言った、幼児向けのワークブックも、

この「知性」へ働きかけたものが多くあります。


この知性の働きによって、

2歳ぐらいになると、よく


「これ、同じのがお家にもあるよ。」とか、


「同じ靴下だね!」


とか、同じものが見つけられるようになりますよね。


モンテッソーリ教育の、感覚教育では

基本的操作方法が3つあります。

(操作方法とは、教具で何ができるか、と言う事です。)



1. Pairing(ペアーリング)

 簡単に言うと、サイズや、色、形、重さ、匂い、味、によって同じもの

ペアーを見つける。


2.. Grading(グレーディング)

  3つ以上のもので、サイズ、色、形、重さ、などを段階づけをする事。



3. Sorting

 3つ以上のものの中から、同じ物どうしに分類する事。



とちょっと、難しそうな話になりましたが。




My Little House


写真で I ちゃんの使っているのは、モンテッソーリ教具では

ありませんが、知性の芽生が正に、働いてるのが分かります。



数ヶ月前に、初めて、このパズルができました。

そして、数ヶ月の間、

形で分けること(三角・四角・丸・長方形)

で、パズルを完成する事を繰り返していました。


今日は、そこに新たな要素 「いろ」

が入りました。


写真を見ると、色でグループ分けしてあるでしょはてなマーク


1・2ヶ月の間に、こんなに違うことができてしまうのって、

感動しませんか!?

私は、嬉しくって思わず、写真をとっていました。


形で分ける、色で分けると、遊び方も進化していきますアップ


I ちゃんは、集中しながら、同じ色の規則で、違う形を重ねていきました合格


数ヶ月するうちに、今度は形の名前や、色の名前まで

全部言えてしまうんだろうな~えっ


悲しい事に、

大人は、後退していくのみなのでしょうか!?


BY MH